【第108回日本選手権展望】男子跳躍種目編:走幅跳・橋岡、6回目の優勝で即時内定を狙う。走高跳では、赤松・真野の世界選手権入賞ジャンパーが激突

日本陸上競技連盟
チーム・協会

【フォート・キシモト、アフロスポーツ】


第108回日本選手権は6月27~30日、8月にフランスで行われるパリオリンピックの日本代表選手選考競技会として、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで開催される。近年同様に、第40回U20日本選手権との併催で、こちらは8月末にペルーで行われるリマU20世界選手権の選考競技会としての開催だ。

日本選手権で実施されるのは、すでに別開催で行われた男女10000m、男女混成競技(十種競技、七種競技)を除くトラック&フィールド全34種目(男女各17種目)。2024年度の日本チャンピオンが競われるともに、パリ行きチケットを懸けた激しい戦いが繰り広げられる。

パリオリンピック日本代表は、最終的に日本オリンピック委員会(JOC)の承認を経て決定することになるため、それまでは「内定」という扱いになるが、陸上競技での出場資格はワールドアスレティックス(WA)が設定した参加標準記録の突破者と、1カ国3名上限で順位づけているWAワールドランキング「Road to Paris」において各種目のターゲットナンバー(出場枠)内に入った競技者に与えられる。

日本代表の選考は、日本陸連が定めた代表選考要項(https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202309/21_112524.pdf)に則って行われ、日本選手権で即時内定を得るためには、この大会に優勝し、かつ決勝を終えた段階で参加標準記録をクリアしていることが条件(ただし、ブダペスト世界選手権入賞者については、参加標準記録を突破すれば順位を問わず内定)。さらに、終了後に行われる選考においても、日本選手権の順位が優先されるため、オリンピック出場に向けては、この大会の結果で大きく明暗が分かれることになる。

今大会実施種目のうち、現段階でのオリンピック内定者は5名。大会期間中に、新たな内定者のアナウンスはどのくらい出るのか? また、日本新記録の誕生はあるのか?
ここでは、各種目の注目選手や見どころをご紹介する。

※エントリー状況、記録・競技結果、ワールドランキング等の情報は6月16日時点の情報に基づき構成。同日以降に変動が生じている場合もある。

文:児玉育美(JAAFメディアチーム)

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◎男子走高跳

[日本記録:2m35(2019)/五輪参加標準記録:2m33]

【フォート・キシモト、アフロスポーツ】

2021年東京五輪、2022年オレゴン世界選手権、2023年ブダペスト世界選手権と、世界大会3大会連続で決勝進出、2022年オレゴン、2023年ブダペストでは連続入賞者を出している男子走高跳。五輪参加標準記録突破者こそ出ていないが、ワールドランキングではターゲットナンバー(32)内に4選手、圏内突入が見える位置に1選手がいる状況。参加標準記録突破自体をまだ9名しか果たしていない点も考え合わせると、日本の層の厚さとレベルの高さがよくわかる。

2018年以降、毎回優勝者が変わる“戦国時代”が続く日本選手権において、今回優勝争いの中心となってくることが見込まれるのは、ブダペスト8位の赤松諒一(SEIBU PRINCE)と、オレゴン8位の真野友博(九電工)だろう。ワールドランキングで日本人最上位となる11番手にいるのは赤松。昨年は、世界選手権入賞はもちろんのこと、日本選手権も自己新記録(2m29)で初優勝。その後、自己記録を2m30へと更新したほか、世界選手権決勝および予選、ダイヤモンドリーグ、アジア選手権でのパフォーマンスでワールドランキングでも高ポイントを挙げた。今年に入ってからは、アジア室内で優勝、世界室内9位とインドアシーズンで安定した結果を残すと、懸念事項だった足の疲労骨折に対処する手術に臨んだのち、セイコーゴールデングランプリで戦線復帰(4位タイ、日本選手では2位タイ)、6月の台湾オープンをシーズンベストの2m25で優勝と、着実に状態を上げてきている。

一方、真野は、2月の段階からオーストラリア、ニュージーランドの屋外大会に出場し、2月末には今季日本最高となる2m27をマーク。4月には中国で続いたダイヤモンドリーグを連戦、どちらも2m24を跳んで廈門大会4位、蘇州大会で7位の成績を残した。これらの成績によりワールドランキングの順位を18番手まで上げてきている。

この2人のワールドランキングでの五輪出場は、ほぼ間違いないとみてよいだろうが、赤松にとっては2連覇が、前回、連覇を阻まれた真野にとっては2年ぶり3回目の優勝がかかる日本選手権で、両者がどんな戦いを繰り広げるか。日本歴代2位タイ記録でもある2m33の参加標準記録は、現時点で今季世界4位タイに相当する。ともに自己記録を更新し、この高さに挑戦していくようなシーンを見たい。

ワールドランキングでターゲットナンバー内に位置して、この2人を追っているのが瀬古優斗(FAAS)と長谷川直人(サトウ食品新潟アルビレックスRC)。2m27の自己記録を持ち、昨年(4位)・今年(2位)とアジア室内に出場している瀬古は、今季は日本人トップの3位となったセイコーゴールデングランプリでの2m24がベスト。2m26が自己記録で、昨年アジア選手権、ブダペスト世界選手権と日本代表を経験した長谷川の今季ベストも、赤松と並んだセイコーゴールデングランプリでの2m24。どちらも五輪出場が十分に狙える位置にいるだけに、日本選手権では無効試技数まで配慮した戦いが求められそうだ。

そして、ここに来て、五輪代表を争う“顔”に浮上してきたのが、東京五輪後にいったん現役を退いていた衛藤昂(KDL)。昨年も国内競技会には出場して、あっさりと2m26を跳ぶ力を見せていたが、秋に競技復帰を明言し、今季から本格的に第一線へ戻ってきた。2月の日本選手権室内を2m24で制すると、その後も、2m24~2m25の記録を安定してクリア。まだターゲットナンバー外ではあるが、あっという間に日本人5番手まで上がってきている。日本選手権での優勝は2016~2018年の連覇を含めて全4回。6年ぶり5回目のタイトル獲得に挑む。

もう1人、嬉しい復帰を果たすジャンパーがいる。日本記録保持者(2m35)の戸邉直人(JAL)だ。東京五輪で決勝に進出した翌年となる2022年日本選手権で、ウォーミングアップ中に左アキレス腱を断裂し、長期の戦線離脱を余儀なくされていた選手。昨年秋のYogibo Athletics Challenge Cupで競技会復帰(2m15)を果たすと、5月にドーハ(カタール)で行われたWhat Gravity Challengeで2m17をクリア。申込み資格記録(2m16)を突破して日本選手権に戻ってくることになった。上位争いに加わるのは難しいかもしれないが、昨年復帰を果たしたビッグスワンで、復帰後の最高記録をどこまで上げていくかに注目したい。

◎男子棒高跳

[日本記録:5m83(2005)/五輪参加標準記録:5m82]

【フォート・キシモト】

パリ五輪に向けては、ワールドランキングでターゲットナンバー(32)内に収まる選手は現段階で不在。圏内にジャンプアップするためには、5試合平均で1200点を上回っていくランキングスコアが必要な状況だ。日本人トップとなる42番目に位置する澤慎吾(きらぼし銀行)でも1173点と開きがあり、1試合で解消するのは、かなり厳しくなっている。

日本一の座を巡っての戦いは、今季日本リスト1・2位を占める柄澤智哉(日本体育大)と澤が核となって動きそうだ。この2人は、前回大会で1・2位。5m41の同記録だったが無効試技数の差で柄澤が初優勝、澤は惜敗に泣く結果となった。その後、柄澤はアジア選手権(4位)、世界選手権(記録なし)出場を果たしたほか、ワールドユニバーシティゲームズで4位入賞を果たすなど、日本代表としての国際経験を積む1年に。今年は4月に5m54のシーズンベストをマーク。6月中旬の日本学生個人選手権を5m50で制し、その勢いに乗って新潟に入る。一方の澤は、代表入りを逃したものの昨年の日本リスト1位タイとなる5m60を3回、5m50を2回成功と抜群の安定感を残す1年となった。今年2月には、アジア室内の日本代表にも初選出されている。
自己記録は澤が5m61(2019年)、柄澤は5m60(2022年)。どちらもこれを越えていく力は十分についている。世界も、アジアも、競技レベルが大きく上がっていることを考えると、日本選手権でも5m70台、80台にバーが上がっていくような勝負を見たい。

5m77の自己記録を持ち、2012年ロンドン五輪から2022年オレゴン世界選手権までの世界大会にすべて出場し、2013年世界選手権では6位入賞も果たしている山本聖途(トヨタ自動車)は、4大会連続での五輪出場が懸かっているが、今季は5m30がシーズンベスト。きっちりと踏みきって身体を浮かせることができない跳躍が続いている。日本選手権までにどこまで修正していけるか。

起爆剤になる可能性を秘めるのが、江島雅紀(富士通、ダイヤモンドアスリート修了生)の復活だ。高校時代から世代別では無類の強さを残し、日本大3年の2019年に日本歴代3位タイとなる5m71を跳んでいる選手で、2019年ドーハ世界選手権、2021年東京五輪に出場している。オレゴン世界選手権のかかった2022年日本選手権を制していたが、世界選手権出場権獲得のために臨んだ直後の競技会で足首を骨折するアクシデント。2回の手術を含む長いリハビリ生活を経て、昨年秋にカムバックし、今年から本格的に競技シーンへ復帰した。今季は5m20からスタートすると、4月の日大記録会、5月の木南記念(2位タイ)で5m50をクリア。3回目の5m50となった6月の釜山棒高跳国際では、雨のなか1回で成功して優勝しており、2年ぶり3回目となる日本タイトル獲得が狙えるところまで戻ってきている。

優勝実績を持つ来間弘樹(ストライダーズエーシー)と竹川倖生(丸元産業)も、自己記録(来間5m60、竹川5m70)を考えれば、上位候補といえる存在。このほかでは、前回3位の原口篤志(東大阪大)とダイヤモンドアスリートの北田琉偉(日本体育大)が、今季5m47、5m35と自己記録を更新。原口は日本学生個人選手権でも5m45のセカントベストで2位を占めている。さらなる躍進なるか見守りたい。

◎男子走幅跳

[日本記録:8m40(2019)/五輪参加標準記録:8m27]

【フォート・キシモト】

東京五輪で6位入賞を果たしている橋岡優輝(富士通、ダイヤモンドアスリート修了生)が、2大会連続の五輪出場に王手をかけている。アメリカに拠点を移して競技に取り組んでいる橋岡は、今季初戦として臨んだ3月中旬の競技会で8m28(+1.4)をマーク。男子フィールド種目唯一の参加標準記録突破者となった。

日本選手権で3位以内の成績を残せば、パリ行き切符を手にすることができるが、当然、6回目となる優勝での即時内定を狙ってくるだろう。大会記録は、自身が2021年大会を制した際にマークした8m36(日本歴代2位)。3年ぶりに自己記録を上回るビッグジャンプを繰り出すことができれば、日本新記録のアナウンスが轟く可能性もある。ケガに苦しむ時期が続いたが、この冬はじっくりと身体を鍛え上げるとともに、徹底したスピード強化に取り組んだ。現在は、高まったスピードでの安定した助走の再現性を高めている段階で、このため木南記念(3位)、セイコーゴールデングランプリ(4位)ともに踏み切り位置が安定せず、ひやひやする場面も散見されたが、この点がクリアできれば、大きく記録を伸ばしていくのではないか。橋岡の8m28は、6月16日時点で今季世界リスト8位。今季世界最高記録は8m65で、以下、8m41、8m40、8m38、8m35と続いている。どの位置まで浮上できるかは、パリ本番での結果にも繋がっていく。

現状で、ワールドランキングでターゲットナンバー(32)内にいるのは橋岡のみ。日本人2番手には、今春社会人となった鳥海勇斗(ノジマT&FC)が “圏内”とは22ポイント差の37番目につけている。昨年はワールドユニバーシティゲームズで5位に入賞、シニアでは今年2月にはアジア室内で代表に初選出され、銀メダルを獲得した。その勢いのまま、ナショナルチームの常連を目指したいところだ。まずは2022年にマークした8m11の自己記録を塗り替えたい。

橋岡のほかにも五輪や世界選手権代表経験者が複数いるなかで、今季の躍進が目を引くのは山浦渓斗(勝浦ゴルフ倶楽部)だ。昨年マークした7m93が自己記録の選手だが、兵庫リレーカーニバルでセカンドベストの7m90を跳んで優勝すると、5月に重慶(中国)の大会で、日本歴代9位タイとなる8m13(+0.3)へと自己記録を引き上げている。橋岡がもたつくようだと、優勝争いに絡んでくる可能性もある。

昨年8m26をマークし、ブダペスト世界選手権にも出場した吉田弘道(Gulliver)は、今季は日本選手権室内の7m70がシーズンベスト。屋外は木南記念(7m69)のみで出遅れが気になるが、地力はある選手。また、ドーハ世界選手権・東京オリンピック代表で、どちらも優勝実績もある城山正太郎(ゼンリン、前回覇者、日本記録保持者8m40、今季7m63)と津波響樹(大塚製薬、2020年優勝、自己記録8m26、今季7m99)も、一発を秘める。それは、2022年オレゴン世界選手権代表の山川夏輝(Team SSP、自己記録8m17、今季7m88)にもいえること。6月に8m05の自己新記録をマークしている外川天寿(走りの学校)を含めて、前半の試技から8m台の応酬となるようなレベルを期待したい。

◎男子三段跳

[日本記録:17m15(1986)/五輪参加標準記録:17m22]

【フォート・キシモト】

五輪参加標準記録は17m22でターゲットナンバーは32。ブダペスト世界選手権(17m20/32)よりもさらに厳しくなってしまった。日本人選手から17m台どころか16m台後半の記録すらも、なかなか出てこない状況にあって、世界に出ていくことが難しい種目となっている。

前回大会では、2020年に、16m75の自己記録樹立や日本選手権での初優勝などで、上位戦線に名乗りを上げ、以降、勝負強さに定評を残してきた池畠旭佳瑠(駿大AC)が、16m35で2回目のV。初めてナショナルチームのユニフォームを着用することになったバンコクでのアジア選手権では、自己記録に2cmと迫る16m73の2023年日本最高を叩きだし、銀メダルを獲得。このパフォーマンスが道を拓き、ブダペスト世界選手権出場へと繋がった。今季は、2月のアジア室内でマークした15m88が最高記録で、屋外では、天候や風に恵まれないこともあり、16m台に達していない。ワールドランキングでは、日本人最高位の43番手に位置するが、日本選手権の結果だけでターゲットナンバー内に浮上するのは厳しい状況だ。勝負という点では、自己記録に迫るような16m台後半のジャンプができれば、2年連続3回目の優勝は濃厚となるだろう。しかし、池畠を含めて記録が16m台そこそこにとどまるようだと、大混戦になることが予想される。

初戴冠の期待がかかるのは、安立雄斗(福岡大)。今季は3月末に3.7mの追い風参考記録ながら16m48をマークしていたが、織田記念を16m46(+0.2)で優勝。2022年に日本インカレで走幅跳・三段跳で2冠を果たした際にマークしていた自己記録16m31を、2年ぶりに更新した。痛みを抱えていた左足首を昨年の秋に手術して不安を解消できたことが、記録に表れた格好だ。5月に行われた九州インカレも16m31(+3.3)で制し、満を持して選手権獲得に挑む。

今季日本リストで安立に続くのは、16m38のU20日本記録を樹立した宮尾真仁(東洋大)。2月の日本選手権室内を16m17で制して、屋外より先に日本一の座を獲得している。10代最後となる日本選手権でタイトル獲得、さらには自己記録の更新が果たせるか。

鮮やかな復活劇を期待したいのは、2021年に17m00を跳んで、日本人3人目の17mジャンパーとなった伊藤陸(スズキ)。2022年には日本選手権を制しているが、故障が続き、1つ癒えれば別の箇所に問題が出る状態に苦しんできた。今季は6月初めに走幅跳で7m77をマークし、復調傾向にある様子が窺える。ぶっつけ本番で臨む可能性が高いが、どのくらいの水準の記録を残せるか。

高い自己記録と実績を持つ選手という点では、2017年に16m87の自己記録を跳び、同年のロンドン世界選手権に出場している山本凌雅(JAL)にも、復調の兆しが見えている。5月には東日本実業団(15m93、+2.2)に優勝、翌週には日体大記録会で16m17(+1.9)を跳び、2020年以来となる16m台をマークした。その勢いを加速させたい。6月に16m28をマークしている荒木基(順天堂大)は、この記録は、実に高校時代以来となる6年ぶりの自己新記録。これを再現、あるいは塗り替えていけるようだと上位争いに加わることも可能だろう。

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