ティールマンが2部に降格するケルンへの残留を表明

1.FCケルン
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【©1FCKoeln】

若きスター選手ティールマン、愛するクラブに忠誠を誓う

ブンデスリーガ2部への降格が決まったケルン。ヤン・ティールマンは存在する契約解除条項にもかかわらず、1. FCケルンに忠誠を誓い、2024/25シーズンも2部リーグでケルンのユニフォームを着てプレーする。

「降格の失望は依然として深く感じています。そのためこそ、新しいシーズンに向けて早急に明確な方針を持つことが重要でした。僕は既存のオファーを意図的に後回しにして、ケルンに対して迅速に明確なコミットメントを示しました。このネガティブなシーズンの後、クラブがその素晴らしいファンと共に再び良い時期を迎えるために全力を尽くす必要があります。それが僕らの緊急の課題であり、僕はそのために常に100%の力を注ぎます」とヤン・ティールマンは語った。

ケルンのCEO、クリスチャン・ケラーはこう述べている。
「ヤンが非常に迅速かつ強い信念を持ってケルンに残ることを表明したことは、彼のクラブに対する高いアイデンティフィケーションを示しています。新シーズンでは、この高いアイデンティフィケーションと信念がピッチ上で必要になります。ヤンはその先頭に立つ選手の一人になるでしょう」

22歳アタッカーのティールマンは2023年夏に2026年までの長期契約を結んだ。フェーレン出身の彼は2017年に15歳で故郷のラインラント=プファルツから加入し、2019年夏にはケルンでU17ドイツ選手権を制覇。その直後の2019年12月には17歳でバイエル・レバークーゼンとのホームゲームでブンデスリーガデビューを果たしている。

これまでにティールマンはプロとして合計124試合に出場している。ブンデスリーガでは110試合に出場し、8ゴールを決め、10アシストを記録した。

U21ドイツ代表選手として、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグの予選およびグループステージでは5試合に出場し、2アシストを記録。

ティールマンは、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグの予選突破を果たした後、2022年のゴールデンボーイ賞にノミネートされた。この賞はイタリアのスポーツ新聞Tuttosportが2003年から授与しており、ティールマンはヨーロッパのベストU21選手のトップ40に選ばれている。
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著者プロフィール

1.FCケルンは1948年に設立された、ドイツ西部の大都市ケルンに本拠地を置くサッカークラブで、ブンデスリーガに所属しています。1963年に発足したドイツ・ブンデスリーガの初代王者であり、日本人海外移籍の先駆者である奥寺康彦が所属していた頃には2度目のリーグ優勝を成し遂げました。また近年では、槙野智章や鄭大世、大迫勇也も所属していました。

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