セレッソ大阪【YBCルヴァンカップ プレーオフラウンド 第1戦 C大阪vs.町田】町田とのプレーオフラウンド第1戦。ホームで先勝し、敵地での第2戦に向かいたい

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【CEREZO OSAKA】

1-1の引き分けに終わった京都サンガF.C.との明治安田J1リーグ第17節から中3日。大会をJリーグYBCルヴァンカップに移し、セレッソ大阪はFC町田ゼルビアとのプレーオフラウンド第1戦に臨む。舞台はホーム・ヨドコウ桜スタジアム、19時キックオフとなる。

今シーズンから大会方式が変わり、J1、J2、J3の全60チームが参戦し、最初からトーナメント勝負となったルヴァンカップ。セレッソは、初戦の1stラウンド2回戦でいわてグルージャ盛岡を、3回戦ではFC琉球を、それぞれアウェイで撃破。スコアはいずれも1-0と辛勝ながら、J3に所属する相手にきっちり勝利し、プレーオフラウンド進出を果たした。直近の琉球戦では、開始6分に清武弘嗣のCKに平野佑一が頭で合わせて幸先よく先制に成功しながら17分に退場者を出す難しい展開となった中、途中出場の選手も含めて最後まで10人でリードを守り切った。2試合とも直近のリーグ戦から大幅にメンバーを入れ替えて戦った中で、どちらもゴールを守り、好セーブを見せてプレーオフラウンド進出に大きく貢献したのがGKヤン ハンビン。「どちらも簡単な試合ではなかったですが、チーム全員で戦って、守り切って勝てたことは良かったと思います」と振り返る。プレーオフラウンドでは、U-23日本代表に選出された西尾隆矢、インドネシア代表に選出されたジャスティン ハブナーを欠いての戦いとなるが、「DFラインの選手たちとしっかり準備して、いい守備をしたいと思います」と無失点を継続していくことを誓う。攻撃陣としても、琉球戦では途中から10人で戦った影響もあり、思うように力を発揮できなかった選手も多いだけに、この試合では自らの良さを発揮するプレーに期待したい。

【CEREZO OSAKA】

プレーオフラウンドの相手、町田は現在リーグ戦では首位。ルヴァンカップにおいても、初戦の2回戦ではJ3のギラヴァンツ北九州に2-1で勝利し、3回戦はJ1対決となった中、鹿島アントラーズを2-0で撃破。どちらも直近のリーグ戦から大幅にメンバーを替えながらも、町田のスタイルをしっかりとピッチで表現している。今回のプレーオフラウンドに向けても、「試合に出たくて燻っている選手はいっぱいいる」と黒田剛監督は話すなど、日本代表に谷晃生、U-23日本代表に藤尾翔太、平河悠、オーストラリア代表にミッチェル デューク、韓国代表にオ セフンと、各国の代表選手は不在だが、出場する選手たちのモチベーションは高いだろう。誰が出ても攻守に前向きな重心をかけてくる相手に対し、セレッソはリーグ戦でのここ数試合と同様、「相手の矢印や重心を見て、ショートパスとロングパスを使い分けていくことが大事」(小菊昭雄監督)であり、「相手を見てどう揺さぶっていくのか、ボールを動かしていくのか。そのあたりを発揮できればと思います」と指揮官は話す。守備では「前と後ろの意識の共有」(小菊監督)がポイント。町田の縦に速い攻撃に対し、「前からアグレッシブに行く守備と、スペースを消す守備、その使い分けを、時間帯やゲームの流れを読んでチームで共有すること」(小菊監督)を心掛けていきたい。

【CEREZO OSAKA】

ここから先は、1発勝負のファイナルまで、ホーム&アウェイの2試合トータルでの結果で勝ち上がりが決まる。初戦をホームでできるセレッソとしては、まずは多くのサポーターの前で勝利を掴み、アドバンテージを持った状況で敵地での第2戦に向かいたい。
(文=小田尚史)
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