【投手編】いざ阪神ファーム戦へ!徳島インディゴソックスの注目選手を徹底解剖!

徳島インディゴソックス
チーム・協会

【徳島インディゴソックス】

来る6月16日(日)、徳島市のむつみスタジアムにて交流戦「徳島インディゴソックス vs 阪神タイガース(ファーム)」が開催されます!

【徳島インディゴソックス】

NPBを目指してプレーするインディゴソックスの選手たちにとって、絶好のアピールチャンスとなる一戦。
それに先駆け、インディゴソックスではスポーツナビ上で「徹底解剖」企画と題して注目選手を特集!

今回は投手編として、各選手のデータ(独自集計含む)も交えて注目の投手を一挙にご紹介します。ぜひ最後までお読みいただき、注目の選手を見つけてください!
※2024年シーズンの成績は全て5月26日終了時点(26試合消化)の成績

今年もすごいぞ!インディゴ投手陣を徹底解剖

防御率トップの豪華投手陣

四国アイランドリーグplus 前期優勝を決めたインディゴソックス。チーム投手成績においても圧倒的な数字を残している。
チーム防御率は唯一の3点台、3.13でリーグトップ。失点数86もリーグで唯一2桁だ。

【徳島インディゴソックス】

昨年のインディゴソックスには最速150km超えの投手が10人いたが、今年もすでに9人の投手が大台に到達。
彼らの最速はどこまで伸びるのか!?ここに新しく名を連ねる投手は何人現れるのか!?阪神ファーム戦でも最速更新に期待がかかる。

【安定感バツグンの精密機械】#13 川口冬弥

【徳島インディゴソックス】

【今季成績】
12試合 17.1回 5S1H 防御率1.04
被安打8 被本塁打0 与四死球7
奪三振25 奪三振率12.98
187cmの長身から投げ下ろす最速155km/hのストレートを軸とするストッパー。そこにフォーク・スライダーを交えた投球で被打率はわずか.140と圧倒している。
「1イニングあたり何人の走者を出したか」を表す指標・WHIPは0.81と、そもそもピンチを招くこと自体が少ないが、得点圏に走者を置いても被打率.111(9-1)と動じない。5月20日のソフトバンク3軍戦で初失点を喫するまで10試合連続無失点に抑え、リーグトップの5セーブを記録している。
特に左打者に対しては被打率.075(40-3)と無双。主に真ん中〜外角低めのボールで左打者を斬る。

全投球中74.2%(193/260)と高い割合を占めるストレートは空振り率21.2%(リーグ平均は8.1%)で、四国ILでストレートを70球以上投げた投手の中で断トツ。さらにストライク率70.0%とまさに「わかっていても当てられない」ボールだ。力強い直球をゾーンに集め、「ゴリ押し」してカウントを有利に進められる。

最速を155km/hに更新した5月23日の香川戦ではストレート17球中14球で150km/h以上を計測し、アウトを全て三振で奪った。
さらにフォークは最速141km/h・空振り率31.3%(20球以上フォークを投げた投手の中で3位)で、速いボールを見せてから鋭く落として三振を奪うこともできる。

【奪三振の鬼!徳島の大勢】#29 中込陽翔

【徳島インディゴソックス】

【今季成績】
16試合 21.2回 3勝1敗1S2H 防御率2.91
被安打25 被本塁打0 与四死球4
奪三振33 奪三振率13.73
最速150km/hの直球とスライダーを主体に抑え込む、巨人・大勢投手のようなパワーサイドハンド。中継ぎとして登板数チーム2位・規定投球回到達とフル回転中である。

ストレートの空振り率は13.8%(リーグ平均は8.2%)、スライダーの空振り率は19.8%(リーグ平均は12.7%)と、両球種ともリーグ上位クラスの空振り率を記録。
ストライク率についてもストレートは67.0%、スライダーは67.9%と、どちらの球種も「3球投げて2球以上ストライクになる」計算だ。
得点圏ではさらに効果的なボールになり、ストレートの空振り率は17.1%、スライダーの空振り率は23.0%まで上がる。得点圏でのスライダーの被安打は未だ0だ。

そして中込投手の最大の強みは奪三振能力である。奪三振率13.73は規定投球回に達した投手の中で1位。奪三振数は33個(リーグ4位タイ)と先発投手に交ざってリーグ5傑に名を連ねている。
前述の通りストライク率が高く、与四球はわずか3(規定投球回到達者の中で最少)。投手の制球力を示し、3.5を超えると優秀とされる指標「K/BB(奪三振÷与四球)」はなんと11.0。余計な四球をほとんど出さず、巧みに制球して三振を奪い続けている。

5月23日の香川戦で最速150km/hを計測したばかりで、さらなる最速更新にかかる期待も大きい。またフォークも習得中で、今後の進化にも注目だ。

【怪物球威で打者を圧倒】#99 工藤泰成

【徳島インディゴソックス】

【今季成績】
7試合(うち先発5) 24.1回 3勝1敗 防御率4.81
被安打26 被本塁打0 与四死球15
奪三振33 奪三振率12.21
最速156km/h(チーム最速)で球威抜群のストレートを軸に、最速140km/hのスライダーなどを繰り出す先発ピッチャー。ストレートの平均球速も148.8km/hと、NPBの先発でも上位クラスの高出力を誇る。また、空振り率についてもリーグ平均(8.1%)を上回る12.4%と良好。70球以上ストレートを投げた投手の中でリーグ4位だ。

さらに、投球割合こそ少ないが現在習得中のフォークも効果的なボールになっている。ストライク率は76.5%、空振り率は32.4%(リーグ平均は21.8%、20球以上フォークを投げた投手の中ではリーグ2位)とすでに強力で、今後決め球となっていくかもしれない。

全体の被打率.271に対して右打者に対する被打率は.150と対右に強く、右打者に対する外角低めのボールは7打数で被安打0。このゾーンでは4三振を奪って強みを発揮している。

また、奪三振率は12.21をマークしており、最速を更新した5月24日の香川戦でも3回5奪三振無失点の好投を披露。その球威や馬力、奪三振力は確かである。それだけに、伸びしろである左打者に対する被打率や制球力を改善できればさらに安定感ある投球が見られるだろう。

【伝家の宝刀スライダーで幻惑】#17 石川槙貴

【徳島インディゴソックス】

【今季成績】
7試合(うち先発3) 25.1回 4勝0敗 防御率1.07
被安打7 被本塁打0 与四死球17
奪三振33 奪三振率11.72
最速152km/hのストレートと大きく曲がるスライダーを軸に幻惑する右腕。昨季まではケガの影響もあり不本意な投球も多かったが、今季初先発となった5月4日の香川戦では6回途中までパーフェクトの好投を披露。
5月22日の香川戦でも6回までノーヒットピッチングを見せており、先発として躍動している。
ここまでハーラートップタイの4勝を挙げており、現在防御率は1.07でリーグ2位。先発での登板に限れば自責点0を守り抜いている。

被打率は.082、WHIPも0.83とここまで安定感抜群の投球を見せているが、その中でも全投球の52.3%を占めるスライダーは圧倒的だ。被打率は.071で、ファウル以外でのストライクの割合を表す「CSW%」は39.5%と非常に高いため、バットに当てることすら難しいボールだといえる。
また投球割合こそ少ないが、フォークも37.5%と高い空振り率をマーク。11.72という高い奪三振率にも繋がっている。

まだまだいるぞ!注目ピッチャー

【徳島インディゴソックス】

昨季チーム最多登板の高卒3年目右腕・山崎正義投手は最大2500回転台のストレートを武器に今季もフル回転中。チーム登板数1位で、昨季に引き続きブルペンの屋台骨になっている。
杉本幸基投手は大卒2年目の今シーズン、自己最速を152km/hに更新。ストレートの空振り率も上昇傾向で、リーグ平均を上回る数値を記録している。

【徳島インディゴソックス】

台湾・全越運動棒球隊へのレンタル移籍から5月に帰ってきた平安山(へんざん)陽投手は、復帰後4試合で防御率0.00・奪三振率18.00と進化を見せている。
さらに、高卒1年目右腕・髙橋快秀投手は5月11日のソフトバンク4軍との練習試合で2回4奪三振無失点と鮮烈なデビューを飾った注目株だ。

観戦・配信情報

◎チケットガイド

【徳島インディゴソックス】

※一般公式戦用の電子チケット・前売りチケットはご利用いただけませんのでご注意ください。
◎球場アクセス(神戸→むつみスタジアム)

【徳島インディゴソックス】

※空路でお越しの場合:徳島阿波踊り空港から徳島駅行きのバスが出ておりますので、徳島駅まではそちらをご利用ください。
現地観戦の楽しみ方をもっと知りたい方は、ぜひこちらの観戦ガイドもお読みください!

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◎YouTube 無料ライブ配信
当日は球団公式YouTubeチャンネルでのライブ配信も予定!
球場にお越しになれない方も配信からぜひご覧ください!
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データ:徳島インディゴソックス データ班・中俊輔
文・構成:今村葵
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著者プロフィール

徳島インディゴソックスは、四国アイランドリーグplusに所属するプロ野球独立リーグの球団です。球団ミッションに「徳島から夢追う人を増やす」を掲げ、現在10年連続NPBドラフト指名選手輩出中!YouTubeではホームゲーム全試合実況生中継!

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