プレミア最終節ウエストハム戦プレビュー~前人未到の4連覇へ~

note
チーム・協会
【これはnoteに投稿されたシティなびさんによる記事です。】
2023−2024プレミア最終節ウエストハム戦プレビュー

最終節前の順位
首位シティ   勝点88
2位アーセナル 勝点86

シティがついに首位へ返り咲く。最終節はシティがウエストハム、アーセナルがエヴァートンと激突。
シティが勝てば文句なく優勝、シティがドローだった場合はアーセナルが引き分け以下でシティ優勝、しかしアーセナルが勝利すると得失点差の関係でアーセナル逆転優勝、アーセナルが負ければシティが優勝となる。

で、今季最後のプレビュー開始

・ウエストハムの流動的な攻撃 

ウエストハムは勝っても負けても9位確定ではあるがモィーズ監督が今季で退任なので勝利して送り出してやろうという高いモチベーションで挑んでくるはずだ。ウエストハムはロングボールからCFアントニオがボールを収め2列目以降が飛び出してくる。前線は流動的でCFアントニオはサイドに流れてポイントを作るしボーウェンやパケタが前線のスペースを飛び出してくるトップレスアタック。パスを供給するのはパケダでゲームメイク力でクドゥスやボーウェンの動き出しを活かす。SBの攻撃参加も使い右クファル、左エメルソンがSHを追い越して2vs1の数的優位を作る。特に左から突破すれば右SBクファルがボックス右のファーサイドに位置取りクロスを合わせる準備ができている。

・流動的な攻撃を抑える

展開としてはシティが押し込んでウエストハムがズルズルと下がりボールを奪えばCFアントニオへのロングボール→セカンドボールを回収して2次攻撃に繋げる。アントニオは基準点型CFではなく中央だけでなくサイド(特に左)に流れてボールを引き出して突破からチャンスメイクしてくる。アントニオが左サイドに流れると右からダイアゴナルに中央へとボーウェンが入ってくるしこぼれをウォード=プラウズやソーチェクがシュートする得点の形もある。アントニオはフィジカル強く中央だとCBルベン・ディアスとアカンジのとこで数的優位を作れるが左に流れればフィジカルの強さとスピードを兼ね備える右SBウォーカーが止める。避けたいのはアントニオがサイドに流れてCB間のギャップにボーウェンやクドゥスに中央から飛び込まれることだろう。なのでサイドからチャンスメイクさせないようにシティとしては球の出し所を抑える必要がある。ハイプレス+ハイラインでハメ込む守備スタンスでウエストハムのビルドアップを塞ぎにいきウォード=プラウズと神出鬼没に顔を出してボールを引き出し配給するパケタのバスルートを断ち切りたいとこである。ポジション上ロドリがパケタとマッチアップする形となるがサイドに流れて引っ張られ中央を空けられることは避けたいのでロドリが空けたスペースをスライドしてカバーするCMF は置きたいとこである。

・サイド攻撃を抑える

右サイドのボーウェンは縦に仕掛けれるしタメを作れる、シャドーストライカー的にボックスへ入る。ウエストハムはサイドを起点に攻める攻撃が多くサイドチェンジを多用。CFアントニオが体を張ったポストプレーで落とすとウォード=プラウズが右へとサイドチェンジ。右ボーウェンのクロスからアントニオ、逆サイからクドゥス、パケタが飛び込む。ボーウェンがボックスへ入る場合はソーチェクが右サイドに流れてチャンスメイク。中央の落とし→サイドチェンジ→サイドからのクロスという攻撃パターンがある。まず下がって楔となるアントニオには左右CBが付いていかず1枚が潰しにいくのと右への展開では左SBが中央に寄り過ぎないポジショニングが重要である。シティはグヴァルディオルが左SBやろうからここのマッチアップは注目だ。で、グヴァルディオルが最近得点をよく決めているのも左肩上がりなのもあるだろうがボールロスト後裏のスペースでボーウェンに突破されるリスクもあるので毎度のようにネガティブトランジションから即時奪回するかCBから横ズレとCMFが下がってバックラインの枚数を保って対応したいところ。あとはボーウェンのタメでギャップからクドゥスが入ってきたりアントニオが逆サイからのクロスにファーへ流れる動き、クロスを跳ね返してもセカンドボール回収からシュートがあるのも要注意だ。

・守備を崩壊に追い込む

ウエストハムは基本は4231だがボール非保持時は442の守備ブロックを作るのだがシティ戦ではおそらく451がリトリートしてスペースを埋めてくるのでないか。442だとビルドアップ時2トップに対して可変3バックが数的優位を作れる、中盤でも3vs2の数的優位を作れる、4バックでは5トップを抑えるのは難しい。つまり442ではシティの325(235)を抑えるのは難しいというわけだ。325でもミドルゾーンまでボールを運べば後方3枚を削って中盤に+1をもたらせば235となり2バックの間にGKを組み込めば数的優位は保てるわけだ。ウエストハムはボールを奪えばアントニオにパスを入れて2列目が追い越してくる。守備で難点なのはサイドからのクロスにDFはボールウォッチャーになりやすくマークを付き切れないのとSBが突破されてCBから横ズレすると逆サイのファーが空く。あと中盤の守備に迷いを生じさせよう。守備に迷いを生じさせるにはポジションチェンジが有効で例えばエドソン・アルバレスとソーチェクのCMFに対してIHが攻撃参加する為に前へ上がるとこれに食いついてこれば偽CBを担うアカンジが中盤でフリーとなるわけ。縦のポジションチェンジで中盤を崩壊に追い込めそう

・シティなび的マンチェスターシティ予想スタメン

【シティなび】

そんな感じでいよいよ最終節
勝って優勝、前人未到のプレミア4連覇を達成しよう

そんなとこかな

※リンク先は外部サイトの場合があります

  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

メディアプラットフォーム「note」に投稿されたスポーツに関する記事を配信しています。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント