RCDマジョルカは19日に行われたラ・リーガ第37節の試合でアルメリアと対戦。ホームで2-2の引き分けに持ち込み、来季の1部残留を決めた。

2試合を残して残留ラインと4ポイント差の17位に位置していたマジョルカ。すでに降格の決まった最下位アルメリアを本拠地ソン・モイシュに迎え、勝利を挙げれば自力で残留確定となる。

ホームサポーターからの後押しを受け、マジョルカは前半29分に先制。右コーナーキックからゴール前の密集の中にこぼれたボールを、最後はサイル・ラリンが至近距離から押し込んだ。

だが前半のうちにセルヒオ・アリバスに同点ゴールを許して1-1で折り返すと、66分にはブルーノ・ランガが強烈なミドルシュートを突き刺してアルメリアが逆転。マジョルカは窮地に立たされる。

反撃を繰り出すマジョルカの攻勢が報われたのは83分。アントニオ・ライージョの頭でのパスをエリア中央で受けたセルジ・ダルデルは、巧みなステップからの小さく鋭い振りでゴール右隅へのシュートを突き刺して2-2とした。

同時刻に行われた試合で、18位のカディスはラス・パルマスと0-0のドロー。ともに勝ち点1を加えた2チームの差は4のまま変わらず、マジョルカは1試合を残して残留を決めた。