【試合結果】JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦・1部リーグ第5節

チーム・協会

首位・明治大学が大量7得点で圧勝。2位・筑波大との勝点差を5に広げる

無傷の5連勝で脅威の25得点をマークする明治大学 【©明治大学体育会サッカー部】

 首位・明治大学の連勝が止まらない。

 1部リーグ唯一の全勝チーム、4連勝の明大はアウェーで国士舘大学と対戦。中村草太、藤森颯太の連続得点こそ4試合で止まったものの、常盤亨太、真鍋隼虎がそれぞれ2得点をマークし、終わってみれば1-7と快勝。連勝を5に伸ばした。特筆すべきはその得点力で第5節終了時点で総得点は25。得失点差は20と圧倒的優位な状況にある。無傷でどこまで首位を快走するのか。対する国士大は退場者を出したこともあり、東川続が1点を挙げるに留まった。

 また、1部リーグで唯一19日に開催された駒澤大学と筑波大学の試合では、2位・筑波大が駒大に敗戦。駒大は前半序盤に先取した2点を守りきって今季2勝目。筑波大は終盤、『AFC U23アジアカップ カタール2024』から戻った内野航太郎が1点を返したものの、追いつくことなく今季初黒星を喫した。だが3位の国士大が明大に敗れ、また4位の流通経済大学も東京国際大学に敗れたことで、筑波大はかろうじて2位をキープ。しかしながら、首位・明大との勝点差は5に開いた。

 その2位・筑波大に勝点1差と迫っているのが3位の東国大と4位の中央大学だ。前節は関東学院大学に初白星を献上した東国大だが、今節は流経大相手に0-2と完勝。流経大に怪我人や退場者が出るアクシデントはあったものの、吉田眞翔の2試合連続ゴールなどで3位に浮上した。また、中央大は前節の東洋大学に続き東海大学に勝利し2連勝。勝点を9に伸ばして東国大と同勝点に。6位から4位にジャンプアップした。

 また、唯一の未勝利チームの桐蔭横浜大学はアディショナルタイムの90+4分に落合遥斗が決勝点を挙げ、東洋大学と接戦を制して待望の初勝利。最下位を脱し10位に。一方、前節初勝利を挙げた関東大は日本大学に敗れ再び最下位に。勝利した日大は7位から5位に順にを上げた。

 明大が首位独走の様相を見せている1部リーグ。その明大と2位・筑波大は天皇杯出場のため次節・第6節開催が延期となるが、奇しくも天皇杯1回戦で対戦することになった。少し早い1位と2位の直接対決はどちらの軍配があがるのか。“場外戦"にも注目したいところだ。日大対明大、筑波大対流経大以外の4試合は、5月25日(土)に開催予定だ。



※表示スコアはホーム対アウェーのスコアで表示。

(文・飯嶋玲子)

【©JUFA】

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■全試合結果と得点者

流経大 0(0-1)2 東国大
得点者)【東国大】古澤、吉田

国士大 1(0-3)7 明大
得点者)【国士大】東川【明大】林、常盤×2、真鍋×2、内田、オウンゴール

中大 2(1-0)1 東海大
得点者)【中大】原、武本【東海大】桑山

桐蔭大 3(0-1)2 東洋大
得点者)【桐蔭大】笠井、落合、オウンゴール【東洋大】山之内、新井

関東大 0(0-1)1 日大
得点者)【日大】五木田

駒大 2(2-0)1 筑波大
得点者)【駒大】 崎山、鈴木【筑波大】内野
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著者プロフィール

一般財団法人関東大学サッカー連盟は、関東地域における大学サッカーの水準向上と普及、加盟チーム相互の親睦共励、そして広く社会に貢献できる学生を育成することを目的に、1924年に創設されました。主要大会のひとつである『関東大学サッカーリーグ戦』では関東7地域から36大学が参加し、1部~3部のカテゴリーで熱戦を繰り広げています。近年は日本代表にも多くの選手を輩出するなど、通年でレベルの高い試合を展開しています。また主管大会として、大学の日本一を決める『全日本大学サッカー選手権大会』(インカレ)などの全国大会も実施しています。

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