5月12日、パ・リーグ主催のファーム公式戦2試合が行われる。

　楽天イーグルス利府球場では13時から、東北楽天と埼玉西武のイースタン・リーグ公式戦第8回戦が行われる。

【今季対戦成績】東北楽天（4位タイ）対埼玉西武（3位）5勝2敗

　東北楽天は、吉野創士選手が11日の試合で3安打を放った。2021年のドラフト1位で入団した吉野選手だが、いまだ一軍出場なし。ファームでは打率.203という数字なだけに、まずは一軍昇格を果たすためにも、ここから状態を上げていきたいところだ。

　対する埼玉西武は滝澤夏央選手に注目。11日の試合では2安打1盗塁を記録すると、守備でも三遊間の当たりを軽快に捌き、併殺を奪う好プレーを披露した。この試合でも攻守に存在感を示せるか。

　タマホームスタジアム筑後では13時から、ウエスタン・リーグ公式戦、福岡ソフトバンクとオリックス9回戦が行われる。

【今季対戦成績】福岡ソフトバンク（2位）対オリックス（1位）3勝3敗2分

　福岡ソフトバンクのドラフト3位ルーキー・廣瀬隆太選手は、前試合でも1安打1四球を記録し、17試合連続出塁と安定感のある活躍を見せている。自慢の長打力でもアピールなるか。

　一方のオリックスは、太田椋選手に注目。前試合では3安打を記録し、10日のファーム合流後は2試合連続で安打を放つなどアピールを続けている。一軍再昇格へ安打を量産していきたいところだ。