栄冠は京葉ボーイズに輝く! メニコン杯 第27回関東ボーイズリーグ最終日の試合結果

春の東日本王者決定戦と目される「メニコン杯 第27回関東ボーイズリーグ大会」の準決勝と決勝が5月4日に大田スタジアム(東京都)で行われた。
この大会は小学部15チーム、中学部180チームが参加する名実ともに日本最大の野球トーナメント。
中学部は京葉ボーイズ(千葉県支部)、小学部は深谷ボーイズ(埼玉県西支部)が優勝し全日程を終了した。

京葉ボーイズが2年ぶり3度目の優勝!松戸中央ボーイズとの千葉県対決を制す!!

中学部は5月4日大田スタジアムで準決勝2試合と決勝戦が行われた。
準決勝第一試合は、ともに初優勝を狙う東松山中央(埼玉県西支部)と松戸中央(千葉県支部)が対戦。松戸中央が序盤から得点を重ね、9-2の5回コールドで決勝へ進出。
続く第ニ試合、京葉と松本(長野県支部)が対戦。長野県勢初の8強入りに関係者の期待が集まる。
試合は初回に3点を先制した京葉がその後も得点を重ね8得点。松本は5回に1点を返すも、5回コールドで敗戦した。

プライドをかけたハイレベルな熱い戦いが展開

決勝は松戸中央と京葉。千葉県支部同士の対決となった。
松戸中央はエース福井、京葉も2年生エース西川が先発。
初回京葉の攻撃、先頭打者•西川の中前打を足がかりに先制すると、松戸中央も2番•常田、4番•富澤の連打、6番•青山の内野安打で同点とする。
2回裏、松戸中央は9番•山口の中前打から逆転に成功するも、3回表京葉の攻撃、8番•遠山が左前打で出塁、西川の右中間二塁打ですかさず同点とする。
4回表、京葉は5番•泉原、6番•光永の連打を8番•遠山が三塁線を破る二塁打で2得点、再逆転に成功。さらに9番•網中が四球、西川の死球で満塁のチャンスをつくると2番•亀井が中前への2点適時打でこの回4得点、これが決勝点となった。
その後も両者は得点を重ね、3点を追う松戸中央の最終回、4番•富塚の2塁打、5番•倉片の左前打で一三塁とする。ダブルプレーの間に1点を返すも反撃はここまで、京葉は追いすがる松戸中央を7-5と振り切り、2年ぶり3度目の栄冠を手にした。同時に東日本ブロック推薦枠での選手権大会出場が確定した。

2年ぶり3度目の優勝を果たした京葉ボーイズ 【写真提供:(公財)日本少年野球連盟】

5月4日結果:大田スタジアム
準決勝第一試合
東松山中央ボーイズ 0 0 0 2 0  2
松戸中央ボーイズ  1 2 0 5 1x 9

準決勝第二試合
松本ボーイズ 0 0 0 0 1   1
京葉ボーイズ 3 2 0 0 3x 8

決勝戦
京葉ボーイズ   1 0 1 4 0 1 0 7
松戸中央ボーイズ 1 1 0 1 0 1 1 5

優勝した京葉ボーイズ 【写真提供:(公財)日本少年野球連盟】

準優勝の松戸中央ボーイズ 【写真提供:(公財)日本少年野球連盟】

深谷ボーイズが初優勝!小学部決勝を制す!!

小学部は埼玉県本庄市のケイアイスタジアムで準決勝2試合と決勝戦が行われた。
決勝戦は、流山・東京足立合同ボーイズ(千葉県支部)を4回コールドで下した深谷ボーイズと、埼玉上尾ボーイズ(埼玉県東支部)に最終回で逆転勝利した埼玉新座ボーイズの対戦となった。
埼玉新座ボーイズと深谷ボーイズの決勝戦は行きづまる展開。初回に先制した埼玉新座ボーイズに、深谷ボーイズが中盤に追いつき延長線に突入。深谷ボーイズは8回裏に1アウト満塁からサヨナラ勝利。連覇を狙った埼玉新座ボーイズを下し深谷ボーイズが初優勝を果たした。

5月4日結果:ケイアイスタジアム
準決勝第一試合
流山・東京足立合同ボーイズ 0 1 0 0  1
深谷ボーイズ        3 0 9 x 12

準決勝第二試合
埼玉新座ボーイズ 0 0 0 1 0 3 4
埼玉上尾ボーイズ 0 2 0 0 1 0 3

決勝戦
埼玉新座ボーイズ 1 0 0 0 0 0 0 0   1
深谷ボーイズ   0 0 0 0 1 0 0 1x 2
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

ボーイズリーグは、創立以来野球を愛好する少年たちに正しい野球のあり方を指導し、野球を通じて次代を担う少年の健全育成を図ることを目的に掲げ、活発な活動を展開しています。そしてその活動内容は毎年、春と夏に全国大会を開催する他、世界少年野球大会、JUNIOR ALL JAPANアメリカ遠征などの海外交流にも力を入れており、各ブロックでの地区大会は年間230大会にも及んでいます。

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント