明治安田Ｊ２リーグは3日に第13節の10試合が開催される。

首位の清水はホームに栃木を迎える。前節は岡山を下し、4連勝を達成した。3戦連発中の北川 航也に今節もかかる期待は大きい。対する栃木はいわきに敗れ、6試合勝利から遠ざかる。得点力に課題を抱えるなか、宮崎 鴻ら攻撃陣に結果が求められる。

2位の長崎はホームに秋田を迎える。前節は群馬を下し、5連勝を達成。10戦負けなしと力強い戦いを続けている。マテウス ジェズスとエジガル ジュニオの強力な前線コンビが今節もカギを握るだろう。秋田は横浜FCに敗れ、6試合ぶりの黒星を喫した。早い時間帯での失点でリズムを失っただけに、先手を奪い試合を優位に進めたいところだ。

3位の岡山はアウェイで山形と対戦。前節は清水との上位対決に屈し、4試合ぶりの敗戦となった。チャンスは作れていただけに、求められるのは決定力。7試合ゴールのないグレイソンが結果を残せるか。山形は徳島に敗れ、連勝はならなかった。脆さを見せた後半の試合運びがテーマとなりそうだ。

4位の横浜FCはホームに水戸を迎える。前節は秋田を2-0で撃破した。今季初ゴールを決めた山根 永遠が再び結果を残せるか。水戸は藤枝に敗れ、7試合ぶりの黒星を喫している。得点力は高まっているだけに、失点が増えてきた守備組織を上手く立て直したい。

3試合ぶりに白星を掴んだ千葉は、2戦連発中の田口 泰士が今節も結果を残せるか

2連勝で5位に浮上したいわきはホームで千葉と対戦。前節は栃木を1-0で下している。調子を上げてきた谷村 海那に今節も期待がかかる。千葉は仙台を下し、3試合ぶりに白星を掴んだ。2戦連発中の田口 泰士が今節も結果を残せるか。

6位の山口は仙台の本拠地に乗り込む。前節は鹿児島に1-0で競り勝った。ここまでわずか9失点の堅守をベースに、今節もしたたかに試合を運ぶだろう。仙台は千葉に敗れ、2連敗となった。2試合で5失点の守備の修正が求められる。

徳島vs愛媛は4年ぶりの四国ダービーとなる。徳島は前節山形を下し、2連勝を達成。ホームでは12試合負けがない相手に、今回も結果を残せるか。対する愛媛は甲府を下し、4試合ぶりに勝利を収めた。ここ5試合で3得点を記録する好調の石浦 大雅が、ライバル撃破のカギを握るだろう。

甲府はホームで大分と対戦。前節は愛媛に敗れ、連勝はならなかった。先制しながらも逆転負けを喫しただけに、リード時の試合運びがテーマとなりそうだ。大分は熊本を下し、4試合ぶりに勝点3を手にした。途中出場から決勝点を決めた37歳の梅崎 司に今節も期待がかかる。

熊本はホームに鹿児島を迎える。前節は大分に敗れ、4試合勝利がない。得点は奪えているものの、4試合で11失点の守備の立て直しが求められる。鹿児島は山口に敗れ、連勝はならず。チャンスを作りながらも決定力を欠いた攻撃陣が意地を見せたいところだ。

藤枝vs群馬は19位と20位の対戦となる。藤枝は前節、水戸を下して6試合ぶりに白星を掴んだ。今季初出場で2ゴールを決めたアンデルソンが今節も重要な役割を担うだろう。対する群馬は長崎に敗れ、3連敗となった。2戦連発の北川 柊斗がチームに6試合ぶりの勝利をもたらす活躍を見せられるか。