定位置奪取を目指す佐藤龍世。昨季の飛躍をもたらした変化とは
埼玉西武ライオンズ・佐藤龍世選手 【(C)パーソル パ・リーグTV】
飛躍を感じさせた2023年シーズン
佐藤龍世選手 打撃成績 【(C)データスタジアム】
積極的な打撃スタイルから一変
佐藤龍世選手 スイング率 【(C)データスタジアム】
追い込まれてからはゾーン問わずにスイング
佐藤龍世選手 ストライクカウント・ゾーン別スイング率 【(C)データスタジアム】
その2ストライク時のゾーン別スイング率を見てみると、ボール球のスイング率が一転して43.4%まで上昇。リーグ平均の45.3%に迫るなど、追い込まれてからはゾーンを問わずスイングしていた。ボール球に手を出しやすい2ストライクの打席が増えたにも関わらず、なぜ昨季の佐藤龍選手は例年以上の成績を残せたのだろうか。
飛躍をもたらした2ストライクからの対応力向上
佐藤龍世選手 2ストライク時のボールゾーンスイング結果内訳 【(C)データスタジアム】
佐藤龍世選手 2ストライク時の打撃成績 【(C)データスタジアム】
リーグ屈指の打ち取りにくいバッターへ
2023年パ・リーグ 2ストライク時の出塁率ランキング 【(C)データスタジアム】
兄貴分として慕うオリックス・森友哉選手が埼玉西武時代につけていた背番号10を今季から背負う佐藤龍選手。さらなる飛躍が求められる中、4月6日の古巣・日本ハム戦ではシーズン1号となる3ランを放つなど、ここまで確かな存在感を示している。今後も打席内で自身の持ち味を発揮し、獅々打線に欠かせない存在としてレギュラーの座を勝ち取りたい。
※文章、表中の数字はすべて2024年4月25日終了時点
文・データスタジアム
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