オウンネームで自分だけの1台に! ボイスキャディ史上最軽量&最小の高機能レーザー距離計『Laser FIT』を試してみた
洗練されたデザインと高機能で女子プロツアーで人気の「VOICE CADDIE」(ボイスキャディ)からも「軽量、コンパクト」の新製品『Laser FIT』が発売になったので、早速デモ機を拝借し、テストしてみた。
【動画】くわっきーが『Laser FIT』をゴルフ場でテスト
ボイスキャディ史上最軽量
最速0.1秒の世界
左バンカーの奥に狙いを定め、手前のボタンを押す。黒文字で197ヤードの表記。マイナス12度の傾斜を加味した距離だ。今度は、手前のボタンを押しながら奥のボタンを押す。すると線と文字が赤に変わった。さらにもう1度奥のボタンを押すと赤の線と文字が太くなった。赤黒の2色で3段階。その日の曇天には赤の太線、太文字が見やすかった。夏に向けて日差しがきつくなり赤文字が見にくくなったら黒に切り替えればいい。瞬時に色替えができる機能はラウンド中に使い勝手が良さそうだ
右のバンカー手前に照射すると赤の太字で232ヤードの表記。ボタンを押してからの反応が速い。測距速度は約0.1秒だという。数年前に約0.3秒が主流になった時、ノンストレスで十分すぎる速さだと感じていた。これ以上の数値競争はいらないだろうと思っていた。それが実際に約0.1秒の世界を経験すると後戻りできない。過去の製品で計測するとストレスを感じてしまうのだ。
ティーイングエリアからは強烈なアゲインストの風。右のバンカーまで届かないだろうと想定し、左サイドはダメ、ミスしても右サイドとインプットし、フェアウェイのセンターを狙ってティーショットに臨んだ。正確な事前情報を得て安心して振り抜け、低いストレート弾道でフェアウェイセンターに飛んで行った。
3点間距離計測の使い道
カート道は左サイド、筆者のフェアウェイセンターのボールの手前に同伴者のボール。左にはバンカーもあり同伴者が打ち終わるまで2打地点に移動できない。自然と時間のロスが生まれる。
カートを降り、右側に立つ。『Laser FIT』の奥のボタンを押す。ファインダーの上部にボールマークと矢印、Pのマークが現れる。「Ball to Pin」の測定モードになった。まず30ヤード以上先のフェアウェイにある筆者のボールを狙い、手前のボタンを押す。次にグリーンのピンフラッグを狙う。確実に捉えるため、手前のボタンを長押ししてピンをキャッチする「ピントレーサー機能」を使ってもいい。筆者のボールからピンまで「176ヤード」と表記された。
試しにカート横からピンまでの直線距離を「ピントレーサー機能」を使って測ったら207ヤードだった。200ヤードを超える距離でもブルッと震えて、ファインダーの左右に波線が表記されて計測完了を教えてくれた。カートの後ろに回り、5番と6番アイアンを手に取って同伴者が打ち終えるのを待った。待ち時間でショットの準備ができる。「Play Fast」につながる機能だ。使い方のコツを掴めばすごく便利だと思う。妻とのツーサムラウンドに威力を発揮しそうだ。初心者をサポートしながらのラウンドでも良さそう。レッスンプロが持っていたら便利だろうなと想像が膨らむ。
同伴者が打ち終え、ボール位置に移動し、「ピントレーサー機能」で正確に計測した。174ヤード誤差は2ヤード。使用目的を考えると許容範囲。面白い機能が新たに内蔵されたことを実感した。
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