4月30日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と北海道日本ハムの第4回戦は、2対1で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハム先発の山崎福也投手は、5回まで走者を1人も許さないパーフェクトピッチング。6回裏に内野安打と犠打で2死2塁から、金子侑司選手の適時打で1点を失うものの、それ以降も落ち着いた投球を続け、追加点を与えない。

　打線は初回、松本剛選手が安打と盗塁で好機をつくると、マルティネス選手の適時打で1点を先制。同点で迎えた8回表には、万波中正選手が安打、敵失の間に3塁へ進塁すると、マルティネス選手の犠飛で1点の勝ち越しに成功する。

　山崎投手は7回裏、先頭打者に安打を許したが、後続を併殺に打ち取るなど無失点で切り抜ける。8回裏、9回裏は3者凡退に仕留め、9回97球3安打無四死球5奪三振1失点で自身7年ぶり、移籍後初となる完投勝利をマークした。打線は細川凌平選手が3安打を記録、チームは8カード連続で初戦を制している。

　一方敗れた埼玉西武は、先発の平良海馬投手が7回108球8安打2四死球5奪三振1失点と力投したが、打線が3安打1得点に終わり、4連敗を喫した。

　 １２３４５６７８９ 計
日 １００００００１０ ２
西 ０００００１０００ １

日 ○山崎福也
西 平良海馬‐●本田圭佑‐平井克典

文・薗田陽和