1. FCケルン|ブンデスリーガ残留をかけたマインツとの対決は引き分けに

1.FCケルン
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【©1FCKoeln】

終了間際のPKでドロー。ブンデスリーガプレーオフ圏内のマインツとの勝ち点差は5ポイントのまま

日曜夜、1. FCケルンはマインツで貴重な1ポイントを獲得した。試合の大部分でリードを追いかける展開だったが、キャプテンのフロリアン・カインツがアディショナルタイムに決めたPKにより、1-1で試合を引き分けに持ち込んでいる。

ケルンは試合に良い入りを見せ、序盤から積極的にプレイし、重要な一対一の競り合いに勝利。しかし、デニス・フセンバシッチの危険な遠距離シュート2本以外に前進する手がかりはつかめなかった。

対照的にマインツは時間が経つにつれてゲームに適応し、29分にカウンターから先制点を挙げた

守護神シュヴェーベはマインツのオニシウォのシュートを一度は阻止したが、こぼれ球をレアンドロ・バレイロに押し込まれ先制点を許す。前半全体を通じてマインツの方が得点のチャンスを作り出し、0:1のビハインドでハーフタイムを迎えた。

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後半開始直後、ケルンには同点に追いつく大きなチャンスが訪れた。ファリデ・アリドゥがペナルティエリアの隅でファールを受け、PKを獲得。

しかしこのチャンスでルカ・ヴァルトシュミットがゴール右隅に外し、試合を振り出しに戻すことができない。

その後、残留をかけて両者負けられない試合はさらに荒れ、双方にファウルとカードが増えた。しかしケルンは最後まで諦めず、86分には途中出場したサルギス・アダミヤンとマーク・ウートが連続でチャンスを作った。

そして8分間の長いアディショナルタイムに突入すると、アダミヤンへのファウルで再びPKを獲得する。プレッシャーがかかる中、フロリアン・カインツが責任を持って蹴り、右サイド低めにシュートを決めて1:1とした。その後、ケルンは勝ち越しを目指して最後の攻撃を仕掛けたが、試合は引き分けに終わっている。

降格圏に沈むケルン。残り3試合でプレーオフ圏内のマインツとの勝ち点差は5と、引き続き厳しい状態が続く。
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著者プロフィール

1.FCケルンは1948年に設立された、ドイツ西部の大都市ケルンに本拠地を置くサッカークラブで、ブンデスリーガに所属しています。1963年に発足したドイツ・ブンデスリーガの初代王者であり、日本人海外移籍の先駆者である奥寺康彦が所属していた頃には2度目のリーグ優勝を成し遂げました。また近年では、槙野智章や鄭大世、大迫勇也も所属していました。

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