レアル・ベティスは28日に行われたラ・リーガ第33節の試合でセビージャと対戦。本拠地ベニート・ビジャマリンでのダービーマッチは1-1のドローに終わった。

3月のリーグ4連敗を止めたあと4月はセルタ、バレンシアに連勝を収めて順調なベティス。来季の欧州行きに向けて勝ち点をさらに伸ばしていくとともに、今季一度目の対戦では引き分けていたライバルに勝ち越してシーズンを終えたい。

前半24分にはセビージャのスローインからの流れでゴールネットを揺らされたが、これはオフサイド。ベティスも35分、セドリック・バカンブが抜け出してGKと交錯したこぼれ球をパブロ・フォルナルスが狙ったが、ゴール前に戻ったセルヒオ・ラモスに惜しくもクリアされてしまう。

その1分後、再びフォルナルスがエリア手前右側からシュートを放つと、ボールはドディ・ルケバキオの腕に当たってPKを獲得。イスコがGKにコースを読まれながらも届かない強烈なシュートでゴール左に叩き込んでベティスが先手を取る。

前半はそのまま1点リードで折り返したが、後半にセビージャも反撃。56分、左コーナーキックからマルコス・アクーニャの上げたボールを、交代出場直後のキケ・サラスが豪快なヘディングで叩き込んでスコアは1-1に。

イスコが再びPKを獲得したかと思われた場面はVARで取り消され、終盤にはアブデのヘディングがクロスバー上部をかすめるなど勝ち越しのチャンスはあったが決めきれず。セビージャダービーは前回と同じく1-1で勝ち点1を分け合う結果となった。