先週の佐賀競馬は４月２６日(金)、２７日(土)、２８日(日)の３日間開催でした。

ゴールデンウィークに入った週ともあり、週末は天候にも恵まれて佐賀競馬場は沢山のファンで賑わっていました。
４月２８日(日)に実施されたメイン競走となる『第12回 佐賀皐月賞 距離１８００ｍ』は単勝１.１倍の１番人気に支持されたウルトラノホシが人気に応えて優勝しました。

２ヶ月の休み明けで序盤は後方からのスタートになりましたが、大外枠の利を生かしスムーズに前目の位置につけると向正面の３ハロン過ぎから進出を開始し、４コーナーで先に抜け出しを図ったデッドフレイ、２番手を追走していたトゥールリーを４コーナーで一気に射程圏に捉えて、直線力強く抜け出し最後は突き放す圧巻のパフォーマンスを見せました。

３歳クラシック１冠目を堂々たる勝ちっぷりで制し、来月の５月２６日(日)に行われる『第６６回　栄城賞　距離２０００ｍ』に向けて大事な１戦とも言えるレースだっただけに、このレース結果は非常に貴重なものだったと言えるでしょう。今後も目が離せない１頭です。

４月２６日(金)の第６レースで九日俊光調教師が管理するデスぺハド号で地方競馬通算２２００勝を達成しました。当日の第１１レースのリゼ号、２７日(土)の第５レースではクリノファイヤー号でも勝ち星を伸ばし、現在２２０３勝をマークしています。

開業して３０年目となる九日俊光調教師は、これまで５８頭の重賞ウイナーを導いてきたベテラン調教師で、現在の佐賀競馬に所属する調教師では、真島元徳調教師(４月２９日現在で２４０６勝)に次ぐ２位です。これからの活躍にもぜひご注目ください。

４月２８日(日)佐賀皐月賞が実施された当日は『UMATENA』デビューライブ、『HelloYouth』ゲストライブは１回目、２回目のステージも沢山のファンで埋め尽くされ、レースに負けず劣らずのたくさんの声援で盛り上がっていました！

次回の佐賀競馬場で実施される『UMATENA』のステージは５月２６日(日)の『第６６回 栄城賞』当日です。これからも地方競馬初となるアイドルグループ『UMATENA』に熱いご声援をよろしくお願いいたします。

UMATENAのデビュー曲「Fanfare〜幸せの合図」のMVが佐賀競馬公式YouTubeチャンネルにて公開開始となりました。

佐賀競馬場を舞台にUMATENAメンバー7名が走りまわる映像は、彼女たちの魅力だけでなく佐賀競馬場の魅力も詰まった映像となっておりますのでぜひ一度ご覧ください！

今週の佐賀競馬はゴールデンウィーク真っ只中の５月３日(祝金)、４日(祝土)の２日間開催となります。

５月３日(祝金)のメインレースは第１０レースの『高千穂峰特別　A１・A２　距離１８００ｍ』です。名古屋遠征から戻ってきて地元戦となるヒストリーメイカーや、中央３勝の実力サトノスライヴ、はがくれ大賞典で５着したサトノディードや、中央２勝クラスで一桁着順をマークしているスリーエクスプレスなどが出走予定です。このレースは５月１９日(日)に実施される佐賀スプリングカップに向けての前哨戦となる１戦です。

５月４日(祝土)のメインレースは第４レースの『菊池川特別　A１・A２　距離１４００ｍ』こちらもAクラスの混合で短距離戦となります。当地では常に先手を主張している屈指の快速馬ロトヴィグラスが能力上位の存在です。目下絶好調と言えるダイリンウルフ、叩き上昇中であるテイエムサウスダンや、短距離戦に戻ればリョーノテソーロも持ち味の末脚を発揮してきそうです。スピードあるアイメイドイットもメンバー構成的には前々で展開は優位に運べそうですし、軽視はできない１頭と言えるでしょう。

先週は４月とは思えない夏日で気温も３０度近くまで上がり、久しぶりに天候に恵まれた馬場でした。小回りコースがゆえに、引き続き内回り有利の先行馬が好走する馬場傾向で、逃げ馬が簡単には止まらない状況が続いています。今週末も現時点では晴予報となっていますし、気温も先週と同じくらい上がる予報が出ています。今からの時季は馬の状態が変化していく季節でもありますし、暖かくなって調子を上げてくる馬も目立ってきました。パドックなどで毛ヅヤが良い馬や、程良く活気がある馬を狙ってみると佐賀競馬攻略に一歩近づく手段とも言えます。今週末も佐賀競馬をぜひお楽しみください。