PK戦の末、スコティッシュ・カップ決勝進出|セルティックFC

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【©CelticFC】

前回王者のセルティックがアバディーンを倒し、カップ戦決勝へ

2024年 4月20日(土)

グラスゴー、ハムデン・パーク

セルティック 3-3 アバディーン

(キューン 21’ フォレスト 63’ オライリー 105+1')

スコティッシュ・カップ準決勝、前回王者のセルティックはアバディーンと対戦した。スコットランドの国立競技場ハムデン・パークで行われたこの試合は現地時間12:30、日本時間20:30キックオフと観戦しやすい時間帯での開催となった。

ロジャーズ監督は古橋や旗手らを先発に起用。また、負傷で戦列を離れていた主将マクレガーが中盤で先発復帰を果たした。

開始2分に失点を許し、苦しいスタートとなったセルティックだが、21分に試合を振り出しに戻す。最後列でボールを持つ相手DFから古橋がボールを奪うと、そのままゴール前にボールを運びシュート。このキックは相手DFにブロックされるも、こぼれ球に反応したキューンが無人のゴールにボールを押し込み、スコアは1-1となる。

【©CelticFC】

1-1で迎えた後半、セルティックの古株がチームを救う。62分にヤン・ヒョンジュンと代わりピッチに入ったフォレスト。交代直後に左サイドでボールを持つと、カットインでバイタルエリアに侵入し、右足でシュートを放つ。相手DFの間を突く鋭い弾道が、ファーサイドネットに流れていった。

後半アディショナルタイムに2点目を許し、延長戦に持ち込まれたセルティック。それでも延長前半のアディショナルタイム、右サイドを突破すると中央への折り返しに合わせたのはオライリー。チームの大黒柱の値千金の追加点でスコアを3-2とする。

しかし再び終了間際に失点を許してしまい、3-3でPK戦に突入した。さらにPK戦も5人で決着がつかずサドンデスへ。7人目のキッカー岩田が成功した後に、守護神ハートが相手PKをセーブし、ここで試合終了。セルティックはPK戦の末スコティッシュ・カップ決勝に駒を進めている。
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著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

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