【BOATRACE】「ここからは乗る方で勝負」と峰竜太が26%機をカバーする 蒲郡

BOATRACE
チーム・協会

【(C)BOATRACE 】

 ボートレース蒲郡(ナイター)の「トランスワードトロフィー2024」は14日、2日目が行われた。初日に続いて快晴、1Rの時点で気温は20度と過ごしやすい天候。風も向かい風3メートル、波高1センチと穏やかな気象状況の中でスタートした。

 2日目の決まり手は逃げが7本、差し、まくり差しが各2本、まくりが1本という結果。柴田友和が4コースまくりを決めた3Rが3連単で6万円を超える高配当決着となった。

 シリーズの注目は何と言っても峰竜太(佐賀支部39歳)【冒頭の写真】。初日は貫禄の連勝発進もドリーム戦で待機行動違反によりマイナス7点の減点に。大きな整備を施していたが、2日目もリング4本にキャリアボデーを交換して前半6Rに臨んだ。しかし、4コースから攻め切れず3着。道中ではいったん4番手に後退するシーンもあったが、さすがのコーナーワークを繰り出し舟券圏内は確保。ただ、A級選手がそろった後半11Rは4着に終わった。

 峰は「整備して良くなったと思ったけど、実戦に行くと合わない。ターンも自分の理想よりもれたり跳ねたりする」と2連対率26%の55号機は機力ひと息。それでも「ここからは乗る方で勝負します」とそこは卓越した技でカバーするつもり。3日目は8Rと12Rが出番。その立ち回りからは、もちろん目が離せない。

【(C)BOATRACE】

 今節、峰に初めて土を付けたのが藤田竜弘(静岡支部41歳)【写真上】だ。2日目6Rは1号艇からのイン逃げとはいえ、峰を相手にした勝利だけに価値がある。「たまたま逃げられました。足はいいけど、めちゃくちゃ乗りにくい」と完調宣言こそ出ないものの、ポイントアップに成功。気分よく攻める3日目5R、12Rの2走は要注目だ。

【(C)BOATRACE】

 ドリーム組で得点をしっかり上乗せしてきたのが萩原秀人(福井支部44歳)【写真上】。初日は勝ち切れなかったが、2日目7Rの進入固定戦を4コースから鋭い差しで制すると、後半11Rは峰らを相手に万全の逃げ切り勝ち。「前半はチルト0で行った。この方が足はいいけど、ピット離れでずり気味…」とまだ調整には課題を残すが、機力に大きな不安はなさそうだ。3日目の4R、10Rも本来の切れ味を発揮した攻めに期待したい。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

BOATRACEオフィシャルウェブは、ボートレースに関する数多くのお役立ち情報を提供しているポータルサイトです。 レースの開催日程をはじめ、速報性のあるNEWS情報、初心者にも分かりやすいボートレースの楽しみ方、 過去の記録をまとめたデータ集など初心者~既にファンの皆様までどなたにも活用していただけるウェブサイトとなっております。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント