4月14日、CAR3219フィールドで行われた埼玉西武対巨人のイースタン・リーグ公式戦第3回戦は、3対2で埼玉西武が敗戦した。

　打線は初回、2死2塁から渡部健人選手がレフトへ4号2ランを放ち、幸先良く先制に成功する。　2回以降はチャンスを得ながらも得点できずにいたが、先発・ロペス投手は4回まで無失点の投球。5回表、1死満塁から味方の失策も重なり同点も、逆転は許さずに5回4安打4四死球3奪三振2失点（自責点1）でマウンドを降りた。

　6回以降も救援陣が奮闘。齊藤大将投手、豆田泰志投手、平井克典投手、糸川亮太投手とそれぞれ無失点に抑え、9回裏にはサヨナラの好機をつくる。しかし、けん制アウトなどもあって得点を奪えず、試合は延長戦へ。

　10回表は上田大河投手が2死満塁のピンチをしのぐも、11回表に赤上優人投手が1死3塁から浅野翔吾選手の適時打を浴び、勝ち越しを許す。1点ビハインドとなって迎えた11回裏、若林楽人選手に安打が生まれたが、後続倒れて試合終了。

　埼玉西武は前日に続き、延長戦で勝ち越されての敗戦となった。打線は若林楽人選手が3安打、長谷川信哉選手、蛭間拓哉選手に2安打など計11安打も、決定打を欠き2得点にとどまった。

　 １２３４５６７８９1011 計
巨 ００００２０００００１ ３
西 ２００００００００００ ２

巨 今村信貴-戸田懐生-鈴木康平-畠世周-大江竜聖-○京本眞-S平内龍太
西 ロペス-齊藤大将-豆田泰志-平井克典-糸川亮太-上田大河-●赤上優人

文・根本葵