【ガンバ大阪】嫌な流れは自分たちで断ち切る。鳥栖相手に5試合ぶりの勝利を掴みにいく
【ⓒGAMBA OSAKA】
直近の4試合で足踏みが続くガンバだが横浜F・マリノス相手に互角以上の戦いを見せ、相手のほぼ2倍となる21本のシュートを放った内容には宇佐美も手応えを口にする。
「マリノスに対して真っ向から打ち合えたのは良かったけど、後はフィニッシュのところが課題」。
【ⓒGAMBA OSAKA】
中3日の連戦だけに再び総力戦で挑むガンバだが、焦ってゴールをこじ開けに行くのではなく、今まで積み上げてきたサッカーを信じること。横浜F・マリノス戦ではチーム2位の走行距離をマークし、攻守に躍動した宇佐美も「どうボールを奪うか、どこでボールを奪うかというところを全員が意識したいし、まずそこを武器にしたい。そこに意識を置いてやれば必然的にボールも回るし、スタジアムの雰囲気も僕らが戦いやすいものになる」と攻撃的な守備からリズムを作り出していくつもりでいる。
【ⓒGAMBA OSAKA】
直近の5試合は4敗1分と勝利から遠ざかるだけでなく、失点数はリーグワースト2位の鳥栖だが、だからこそ立ち上がりからハイプレスを繰り出し、高い強度を保って来るはずだ。
「鳥栖は失点数を意識して試合に入って来るだろうし、ハイラインでプレッシャーもかけてくる。そこをどうかいくぐるか。試合の入りを間違えないことが大事になる」と黒川も話す。
【ⓒGAMBA OSAKA】
総得点は6の鳥栖ではあるが、やはり最も警戒が必要なのは2得点を決めているマルセロ ヒアンとトップ下の堀米の個の力である。堀米は宇佐美と同じ「プラチナ世代」の一人として知られるが「左足一本で状況を変えてしまう選手だし、当時からアイデアは人と違うものがあった」と世代別代表で共に戦った宇佐美は警戒を口にする。
「ホームではいい内容でサッカーが出来ている。それを見せながら結果を出すことに集中したい」(黒川)。
横浜F・マリノス戦では今季初の複数失点を喫したガンバだが、攻守一体のスタイルで5試合ぶりの勝利を掴むのみだ。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ