2024PGAツアー バレロテキサスオープン

note
チーム・協会
【これはnoteに投稿されたあとやくさんによる記事です。】

1.日程及び会場

〇日程 2024年4月4日~7日
〇会場 TPCサンアントニオ オークスコース(テキサス州)
〇全長 7438Y(Par72)

2.結果

優勝 アクシェイ・バティア   -20
  (ツアー通算2勝目)

2  デニー・マッカーシー   -20
  (1、2位はプレーオフ)

3  ローリー・マキロイ    -11

4  ラッセル・ヘンリー    -10

T5 アダム・シェンク      -9

T5 ブレンドン・トッド     -9

T7 トミー・フリートウッド   -8

T7 松山英樹          -8

T7 ベン・マーティン      -8

3.薄氷を踏む思いでマスターズ最後の招待状を獲得、アクシェイ・バティア

 最終日に入る前までは4打リード、初日から首位を明け渡さない完璧な”ワイヤートゥワーヤー”の展開が、相手の猛追もあり20アンダー同士のプレーオフに。
 それでも決めるべきところは決めてきたアクシェイ・バティアが、デニー・マッカーシーとのプレーオフを制しツアー2勝目。そしてマスターズ最後の招待状を手にすることができました。

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〇クラッチパットを決めたけど

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 スタート時の4打差が最終ホール(18H、Par5)と迎えたときには差がなくなってしまったバティア。
 そして先にマッカーシーがバーディーを決め20アンダーにされたとき、まだ下り3mのバーディーパットが残っていましたが、これをバティアが決めプレーオフに持ち込みました。
 しかし勢いが余ったのでしょうか、このとき左手を大きく伸ばしてしまったのが響いたのか、肩を脱臼してしまい、プレーオフの途中で治療を受けるアクシデントもありました。

〇プレーオフも2勝目

 昨シーズンのバラクーダ選手権もパトリック・ロジャースにプレーオフの末ツアー初優勝。これでプレーオフも2戦2勝となりました。
 ですがこんな状況に追い込まれてのプレーオフはバティアにとって、もう御免被りたいことでしょう。 

〇10年経って同じ地に

 マスターズ開催前、ジュニアゴルフファーを対象としたショットの技術を競う大会・ドライブ、チップアンドパットがオーガスタで開催されます。
 10年前にその大会に出場したバティア少年がまた、オーガスタの地に帰ってきます
 その10年前は、バティア同じレフティのバッハ・ワトソンが2度目の優勝をした年。果たして初出場のバティアはどんなパフォーマンスをマスターズで見せてくれるでしょうか。

4.サンデー・バックナインの猛追は見事だがクリークに泣いた、デニー・マッカーシー

〇「あきらめたらそこで試合終了だよ」

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 最終日4打差を追いかけるマッカーシー。バティアも好調でなかなか差を詰めることはできません。
 しかしスラムダンクの安西先生の「あきらめたらそこで試合終了だよ」の言葉を具現化したような猛追が始まりました。
 10H(Par4)でバーディーを奪うと、12H(Par4)からはこれまでと見違えるようなバーディーラッシュを見せます。
 15H(Par4)ではチップインバーディー、ついにバティアに2打差まで追い詰めます。

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 そして17H(Par4)もバーディーでついにバティアに追いつき、最終ホール(18H、Par5)もバーティー。
 何とバックナインは7連続バーディーを含む8バーディーノーボギーの8アンダー28でホールアウトし、ツアー初優勝とマスターズ出場をかけたプレーオフに臨みました。

〇あぁ無常、クリークに打ち込み万事休す

 そして最終ホールを使ったプレーオフ1H目、レイアップして3打目勝負と行きたかったマッカーシーですが、無情にもボールはクリークに消え、そこで試合は九分九厘決着しました。

〇こちらはプレーオフ2敗目

 昨年のメモリアル・トーナメントもプレーオフまで行きましたが、ビクトル・ホブランドに負けてしまいました。
 今回もバティアに負けてプレーオフは連敗、早くこの状況から脱してツアー初優勝を獲得したいことでしょう。

5.雑感

〇快晴のち大嵐の試合内容、ジョーダン・スピース

 今大会のジョーダン・スピースは、波乱万丈の内容でした。
 初日の出だしから乱調傾向でしたがその後持ち直し、迎えた名物ホールの16H(Par3)。
 ここで見事なホールインワンを見せます。

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 勿論、初日のショットオブザデイに輝きました。
 ホールインワンもあり好調さを取り戻し、マスターズに向けても視界良好になったかと思われた3日目の18H(Par5)。
 ここで一気に大嵐を迎えようとは、思いもしませんでした。

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 ティーショットを左に引っ掛け木の下に。2打目はフェアウェイに戻すことはできず、空いている左の方へ打たざるを得ませんでした。
 そして3打目、何と排水口の近くに止まった箇所からまた左に打った打球がなんとクラブハウスの屋根に乗っかるハプニング。
 そこからの救済で1打罰を払い、5オン2パットのダブルボギー。
 乱高下が激しいプレー内容でした。

〇ドライバーのヘッドが飛んでも1オン成功

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 3日目の17H(Par4)は1オンが狙えるセッティング。
 ここにやってきたルドビック・オーベリはドライバーで狙います。
 ショットを放ったときびっくりしたオーベリ、なんとヘッドがないではありませんか。
 しかしボールは右に落ち傾斜を伝ってグリーンに、そして1オン成功。
 苦笑いするオーベリでした。 

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