<重賞レース分析>東京スプリントは、臨戦過程や馬格に注目!
秋の東京盃(JpnII)と並ぶ1,200mのダートグレード競走でスピード自慢の強豪馬が全国各地から集結する。TCK所属馬は直近5年のうち3回で3着以内に入る活躍を見せている。
ここでは東京スプリント過去10年の結果から、レースの傾向を分析する。
<レース情報>
第35回東京スプリント(JpnIII)
2024年4月10日(水)20:10発走
距離:1,200m
第34回優勝馬:リュウノユキナ号 【東京シティ競馬】
■上位人気馬に推された馬は堅実
【単勝人気順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
■「地方」所属馬の好走例も少なくない
【所属別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
■前走の距離がポイント
【前走の距離別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
なお、第28回(平成29年)以降の過去7年に限ると、1,000m以下の馬は[0-0-1-11](3着内率8.3%)、1,000m超1,500m未満の馬は[7-6-6-50](3着内率27.5%)、1,500m以上の馬は[0-1-0-12](3着内率7.7%)である。前走が「1,200 m」や「1,400 m」のレースだった馬を重視したい。
■少頭数のレースを経由してきた馬は不振
【前走の出走頭数別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
■近年は大型馬が優勢
【前走の馬体重区分別成績】(過去10年)※「記録なし」は前走が国外の競走だった馬 【東京シティ競馬】
なお、第31回(令和2年)以降の過去4年に限ると、500kg未満の馬は[1-0-1-19](3着内率9.5%)、500kg以上の馬は[2-4-3-21](3着内率30.0%)、「記録なし」の馬は[1-0-0-0](3着内率100.0%)である。近年の傾向を重く見るならば、大型馬を高く評価するべきだろう。
■“前年のJBCスプリント”で善戦した馬は安定感あり
【“前年のJBCスプリント”における着順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
TCKホームページではより詳しいデータや過去全年の傾向も公開している。
<伊吹雅也>
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