今季からZOZOマリンスタジアムではトッポ1000個。これまでのポール直撃弾

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千葉ロッテマリーンズ・山口航輝選手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 今年、株式会社ロッテのチョコレート菓子「トッポ」は発売30周年。それに伴い、今季からZOZOマリンスタジアムのファウルポールにはトッポの広告が掲出され、ポールに当てた選手にはトッポ1000個が贈呈されることになった。そこで今回は、パ・リーグのポール直撃シーンをピックアップ。最後までホームランたっぷりでお届けする。

2024年3月9日 中村奨吾

 今季のオープン戦で、早速ポール直撃弾が飛び出した。3月9日にZOZOマリンスタジアムで行われた福岡ソフトバンクとのオープン戦。6番・三塁手で出場した中村奨吾選手は6回裏、C.スチュワート・ジュニア投手の初球を捉え、打球は左翼ポールへ。当初、トッポ贈呈は広告部分に当たった場合のみとなっていたが、のちにポールに当たった打球すべてに変更され、さらには1年分の365個から1000個に増量。中村奨選手が獲得第1号となった。

2021年6月22日 柳田悠岐

 過去のZOZOマリンスタジアムでのポール直撃弾は、2021年に2本ある。1本目は柳田悠岐選手の一発。3点リードで迎えた7回2死2塁、二木康太投手が投じた内角への直球を捉え、ライナーでポールに運んだ。このダメ押しの一発もあり、福岡ソフトバンクは6対4で勝利となった。

2021年11月7日 山口航輝

 2本目は、山口航輝選手が短期決戦で見せた一発。千葉ロッテと東北楽天の「パーソル CS パ」ファーストステージ第2回戦、2対2の同点で迎えた6回裏に、安樂智大投手の直球を右翼ポールへ弾き返した。一時勝ち越しの一発となり、その後4対4で試合は終了。千葉ロッテがファイナルステージ進出を決めた。

2022年4月27日 中村晃

 他球場では、PayPayドームがいち早く2022年から、ファウルポールに当てた選手に株式会社マルタイより「マルタイ棒ラーメン360食」が送られる取り組みをスタート。昨季は中日の鵜飼航丞選手が当てているが、第1号は中村晃選手である。2022年4月27日、8回裏に森脇亮介投手の直球を捌き、打球は右翼ポールへ直撃。これで猛打賞となり、試合は敗れたものの、めでたいシーズン第1号となった。

2023年4月22日 山崎剛

 楽天モバイルパーク宮城では昨季、山崎剛選手がポールに当てている。4月22日の北海道日本ハム戦、上沢直之投手の3球目を弾き返し、打球は大きな弧を描いてポールに直撃した。なお山崎選手は5月16日、プロ野球公式戦初開催となった盛岡のきたぎんボールパークで球場第1号を放っており、シーズンの本塁打2本がいずれも印象的な一発となっている。

「激レア」なポール直撃弾 見られたあなたは幸運?

 昨季、パ・リーグのレギュラーシーズンにおける本塁打は計607本。そのうちポール直撃弾は、あっても数本だ。それを現地で観戦することができた方は、とてもついているかもしれない。今季、中村奨選手に続きZOZOマリンスタジアムでトッポ1000個を手にする選手は現れるのか、ポール際の打球に注目だ。

文・武澤潤
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