ダンス新時代 〜「プロダンサー」という職業で生きる〜 LIFULL ALT-RHYTHM「野口量」
【D.LEAGUE】
今回は独特の世界観でD.LEAGUEに衝撃を与え続ける、LIFULL ALT-RHYTHMをディレクターとしてチームを率いる野口量氏に話を聞いてみた。
D.LEAGUEを経験して、気持ちの変化などはありましたか。
【D.LEAGUE】
LIFULL ALT-RHYTHMはユニークなテーマが多いと思いますが、どうやって考えているのですか。
ディレクションをする上で心がけていることなどはありますか。
メンバーとはちゃんとコミュニケーションを取れるようにしていて、試してみたいことを試せる関係でいられていることが、チームがずっと健全でいられる理由かなと思います。
ダンサーもディレクターも、楽曲制作などのクリエイティブチームにもだけど、敬重する姿勢を持つことと、発言しやすい環境をなるべく作ることを意識していますね。
実は、作品の作り方が毎回違うんですよ。音楽がないところから始まる時もあるし、動きを先に作る時もあるし、音楽からインスピレーションを受ける時もあるし、その段階全てから、思考が始まっています。うちのチームはディレクター2名を抜かすと10人のメンバーなので、制作している中でだんだんメンバーを決めていく感じですね。作品作りに関しては、メンバーは信頼してくれてるなと思います。みんなで意見をたくさん出しながら考えていきますが、最終決定に関しては、自分に委任してくれているので歪みがないですね。
【D.LEAGUE】
LIFULL ALT-RHYTHMはどんなチームですか。
あとは、アルトリというチームはメンバーも同じ気持ちだと思いますが、自分の子供みたいなものなので、
このチームが長く続いてほしいなと思います。そのために必要なことを、今シーズンは時間がタイトな中で取り組んでいますね。
昨シーズンまでは、僕がテーマとか大まかな枠組みを決めてディレクションを決めて作っていたのですが、今シーズンは色々な人がディレクションにも入ってくれているので、より幅が広がって変化のあるチームになっていくかなと思います。
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