今年こそ、今年こそ、「太田椋」のブレイクを!

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チーム・協会
【これはnoteに投稿されたオリの男爵さんによる記事です。】

2月14日といえば

もちろん太田椋の誕生日である。(ちなみに私がもらったチョコは家族からの義理チョコのみ)

オリックスファンならずとも、2022年日本シリーズ第7戦でみせたシリーズ初の先頭打者初球ホームランは記憶に新しいところだろう。
そしてつい先日のロッテとのオープン戦では、またもや先頭打者初球ホームランを放ってみせた。

断言しよう。今年は太田椋が覚醒する年だ。
いや、待て、去年も一昨年も、その前の年も同じことを言っていた気がする。
でも今年こそ間違いない。
それがオリックスファンの総意であろう。
その証拠に、ついに今年、太田椋の応援歌も完成した。

太田椋という男

2018年ドラフト1位で天理高校からオリックスに入団。父がオリックスの打撃投手を務めていることからも注目を浴び、スケールの大きな打撃に期待が集まったが、1・2年目は度重なるアクシデントにおそわれた。
1年目のキャンプ終盤、1軍でのオープン戦デビュー直前にソフトバンク千賀投手からのデッドボールで尺骨を骨折。2年目は21世紀生まれ選手によるNPB初ホームランを記録するなど、ブレイクの兆しを見せたが、シーズン終盤、2塁走者だった太田がサードゴロを捕球した日本ハム・ビヤヌエバと交錯、肋骨を骨折してシーズンを棒に振った。

中嶋チルドレン 最後の1ピース

その間、長年低迷を続け、監督交代を繰り返していたオリックスに救世主が現れた。
そう、中嶋聡監督だ。
2020年シーズン途中から指揮をとった中嶋監督は、2軍監督時代から見てきたメンバーを辛抱強く起用し、その選手たちが次々に起用に応え、ブレイクした。
ホームラン王を獲得したラオウ杉本、サードコンバートによりゴールデングラバーとなった宗、数字に表れない勝負強さと守備でショートに定着した紅林、そして中嶋監督をして「無敵」と言わしめた中川。

でも、ファンは知っている。
まだ1人、埋まっていないピースがあることを。
ファンは待っている。
あと1人、未完の大器が覚醒することを。

太田は、3年目の2021年シーズン、中嶋体制初の開幕戦でスタメンを勝ち取った。
紅林と太田。高卒2年目と3年目の二遊間に、ファンは胸躍った。
しかしこの開幕戦、太田は緊張からか失点につながるエラーをするなど、精彩を欠いた。

毎年キャンプでは調子がいいことから、「ミスターSOKKEN」などとも揶揄されることのある太田。

しかし、もう一度断言しよう。今年こそ、太田椋覚醒の年だ。
オリックスファンのロマン、それは太田・紅林の二遊間が、2020年代のオリックス黄金期を築き上げる未来だ。

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