多士済済がエントリーしてきたG1・高松宮記念を展望する
【データ分析】
「6~7歳」「牡馬」「関東馬」に激走傾向
■表1 【年齢別・牡牝別・所属別成績】
過去10年で前走シルクロードS組が5勝
■表2 【前走レース別成績】
シルクロードSの上がり1~5位馬は注目
■表3 【前走シルクロードS出走馬に関するデータ】
阪急杯で1~4番人気に収まるのは絶対条件
■表4 【前走阪急杯出走馬に関するデータ】
オーシャンS1着馬はまさかの全滅
■表5 【前走オーシャンS出走馬に関するデータ】
【結論】
「今年は阪急杯組がデータ的に面白そう」
そのほか、京都牝馬S1着のソーダズリング、芝マイルG1勝ち馬で前走フェブラリーSというプロフィールが18年2着のレッツゴードンキと重なるシャンパンカラー、前走香港スプリントのマッドクールや香港馬ビクターザウィナーも軽視はできない。実績でいえば、登録馬で唯一の国内スプリントG1馬ママコチャ、重賞6勝のメイケイエール、同4勝のナムラクレアも上位になるが、今回のデータ分析からはこれといった強調材料が見当たらなかった。
ライタープロフィール
出川塁(でがわ るい)
1977年熊本県生まれ。上智大学文学部卒業後、出版社2社で競馬専門誌、競馬書籍の編集に携わり、2007年からフリーライターに。「競馬最強の法則」「サラブレ」「優駿」などへ寄稿するほか、出版社勤務時代を含めて制作に関わった競馬書籍は多数。馬券は単勝派だが、焼肉はタン塩派というわけではない。メインの競馬のほか、サッカーでも密かに活動中。
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