バリアフリー応援スポットも⁈ スポーツの力で人と街がひとつに。東京マラソンの知られざる取り組みに迫る!
【key visual : ©TOKYO MARATHON FOUNDATION】
障がいのあるなしに関わらず応援できる!『バリアフリー応援スポット』
【©TOKYO MARATHON FOUNDATION】
「子どもたちには色々な体験をしてほしいと思って、今回この場所に来ました。世界にはいろいろな人がいることを知るきっかけになると思いましたし、海外の人たちとの国際交流にもなる。また、ランナーの皆さんからは諦めない気持ちも教えてもらえます」
このバリアフリー応援スポットは、東京マラソンを通じたサステナビリティに関する取り組みの一環として2023大会から設置。それ以外にも東京マラソン財団はSDGsやD&Iの実現に向けて、様々な活動に取り組んでいます。
チャリティ事業やボランティア事業、その他社会貢献事業に関わる東京マラソン財団社会協働事業本部⻑の⼭本悦⼦さん 【photo by Karin Hirokawa】
そう説明するのは、東京マラソン財団社会協働事業本部⻑の⼭本悦⼦さん。「初めて東京マラソンが開催された2007年当時、まだSDGs、D&Iという言葉は一般的ではなかった。ですが、これからの社会はそうした考え方がより重要だと当たり前のように認識されるようになった昨今、ランナーだけでなく大会を受け入れてくれる街、人が一体となり、誰もが大会を楽しめる環境づくりが求められると考え、毎年様々な挑戦をしています」
東京マラソンを通じたサステナビリティも加速
【©TOKYO MARATHON FOUNDATION 】
シティドレッシングとして大会を盛り上げるフラッグがリユースされ、バッグなどに生まれ変わる 【©TOKYO MARATHON FOUNDATION】
さまざまな国籍・年齢のボランティアが一緒に活動
ランナーの同伴者として参加した体験ボランティアの様子 【photo by Yuito Kokubu】
海外ランナーの同行者として来日し、体験ボランティアに参加した様子 【photo by Shugo Takemi】
次世代の夢を育てるチャリティ事業
東京マラソンEXPO 2024に出展したチャリティブースの様子 【photo by Shugo Takemi】
【©TOKYO MARATHON FOUNDATION 】
「今すぐの成果というわけではないかもしれませんが、少しずつの積み重ね、大会の年数を重ねていくことで将来の何かにつながっていくのだなと実感した出来事でした」
車いすでファミリーランに参加した親子の様子 【photo by Manami Kado】
世界一温かく、優しい大会を目指して
【photo by Yuito Kokubu】
【photo by Karin Hirokawa】
スポーツレガシー事業の取り組みのひとつ「ミニ東京マラソン」の様子 【©TOKYO MARATHON FOUNDATION】
text by Atsuhiro Morinaga(Adventurous)
edited by Adventurous
key visual : ©TOKYO MARATHON FOUNDATION
※本記事はパラサポWEBに2024年3月に掲載されたものです。
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