セレッソ大阪【J1リーグ第4節 C大阪vs.鳥栖】今季初の連勝を目指す今節。開幕3試合で得た手応えや自信をさらに深める一戦にしたい

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【CEREZO OSAKA】

今季初勝利を掴んだ前節の東京ヴェルディ戦から中6日。セレッソ大阪は今季初の連勝を目指し、明治安田J1リーグ第4節、サガン鳥栖とのアウェイゲームに挑む。

開幕からの2試合、セレッソは相手を上回る内容を示しながら、いずれも追いつかれての勝点1に終わっていた。「この2試合の内容、選手の頑張りを勝点3につなげてあげたい。そういう思いで臨みました」と、試合後に小菊昭雄監督も振り返ったように、勝点3だけを強く欲した前節は、序盤こそ東京Vのプレスに苦しむ場面もあったが、時間の経過とともにチャンスを量産。迎えた42分、今季初出場・初先発となったジョルディ クルークスのクロスに香川真司がヘディングで合わせて先制。後半に一度は追いつかれたが、退場者を出した相手にボールを握って攻め続けると、後半アディショナルタイム、途中出場のレオ セアラが自身で得たPKを決めて勝ち越しに成功した。カピシャーバとルーカス フェルナンデスを負傷で欠いた中、総合力の高さを示して掴んだ今季初勝利に、「チームの結束力や絆、やっているサッカーに対する自信は一気に加速します。これから我々はもっともっと成長していけると確信しています」と指揮官から力強い言葉も聞かれた。ここからどんどん勝点を上積みし、優勝争いに加わっていきたい。

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今季初の連勝が懸かる今節、相手はここまで1勝2敗のサガン鳥栖。第2節で北海道コンサドーレ札幌に4-0で勝利した一方、前節はサンフレッチェ広島に0-4で敗れるなど、浮き沈みの激しい試合を演じている鳥栖だが、アグレッシブな守備、長短を織り交ぜたパスワークによる攻撃といったベースは変わっていない。その上で、今季は前線に独力で打開できるブラジル籍選手も加えるなど、個の上積みも図っている。セレッソとしても、前節の失点場面のように、背後を1本のパスで取られる可能性は今節もあるだけに、西尾隆矢を中心としたディフェンスラインは集中を切らさず、常にアラートな対応を心掛けたい。その上で、相手のアグレッシブな守備をどう外して前進していくか。これまでの試合で見せた巧みなビルドアップから、スピード感を持ってアタッキングサードに進入していく攻撃を繰り出して、ゴールに迫りたい。開幕からの3試合は、いずれも先制しながら失点も喫している。今節はクリーンシートにもこだわり、複数得点で相手を突き放すことができればベスト。この3試合を通じてチームが得ている手応えや自信を、さらに強固なものに変えていきたい。

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14日に日本代表に選出された毎熊晟矢は、「前節、初勝利をしたことで少しホッとはしたけど、勝った後はより引き締めないといけない」と話し、故郷・長崎県にも近いスタジアムでの躍動を誓う。15日にU-23日本代表に選出された西尾も、「連勝することはチームにとって大切なこと。チーム全体で勝点3を目指して戦いたい」と意気込む。代表ウィーク前最後の一戦にしっかりと勝利し、よりチーム内の競争力を高めて中断期間に入りたい。
(文=小田尚史)
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