【BOATRACE】2日目「厳島ドリーム」は守田俊介が“ラッキー”逃げで今節初白星! G2宮島MB大賞 

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 ボートレース宮島の「G2モーターボート大賞」(優勝賞金460万円)は10日、開催2日目を終了。この日は1Rから緩めの追い風が吹き続け、終盤2個レースでは2メートル程度の向かい風に変化。その12Rで「厳島ドリーム」が行われ、インで人気を集めた1号艇の守田俊介(滋賀支部48歳)【写真】がコンマ18という遅めのスタートながら、2コースから08スタートを行った岡崎恭裕を壁に逃げ切り、待望のシリーズ初白星をマークした。2着に岡崎、3着に湯川浩司で、3連単の1-2-3は930円の3番人気だった。

 守田は「僕は練習でもやっていないタイミングで行ってしまい、ヤス(岡崎)は逆に練習より速いタイミングで行ったらしく…、向こうも締め切れんかなと思っていたようですが、ぎりぎり回れました。ラッキーでしたね。明らかに回転がずれている珍しい症状があって不安ですね。人に意見を聞いて調整しようと思います。少しの調整力しかないですけど、頑張ります」と上積みへの意欲を語った。3日目の出番は2、7R。

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 2日目の7Rは5号艇の原田幸哉(愛知支部48歳)【写真上】が前付けから3コースを主張し、コンマ10のトップスタートでまくり切った。初日12R「宮島ドリーム」の逃げ切り勝ちを含むシリーズ2勝目に「コースは、取れるところまで行こうと。前半で調整を外していて、また調整したのですが、さらにセッティングが悪かったです。2日目前半(4着)でファンに迷惑をかけた分、3日目は取り返さないといけないと思っています。全力で集中していいレースをお見せしたい」と決意を口にした。3日目は3R2号艇の1走だ。

 伏兵の金児隆太(群馬支部36歳)【写真下】が初日から元気いっぱいのレースぶりだ。初日7Rは5コースからのまくり差しで2着を確保すると、絶好枠の2日目3Rはきっちりとイン速攻。2号艇だった後半10Rは差し追走の接戦2着で3走オール2連対だ。

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 金児は2日目3Rのイン1着後に「直線がいいので伸び返すかなと思っていました。ターンしての押し感もいいので、全体的にしっかりした足です。前検で大幅にプロペラをたたいてどうかなと思ったのですが、いいですね。微調整でもう少し良くなるかなと思います」とムードの良さをファンに伝えた。3日目は1、6Rに登場する。

 2日目終了時点で得点率トップの8.67には、なんと4人が並んでいる。先述の原田幸哉、金児隆太、そして秋元哲、坪井康晴だ。3日目注目レースはそのうちの1人、秋元が出走する9R。

メンバーと得点率順位は次のとおり。

<宮島 3日目 9R 予選>
1枠 石田 貴洋(埼玉支部)46位タイ
2枠 山一 鉄也(福岡支部)22位タイ   
3枠 仲谷 颯仁(福岡支部)13位タイ   
4枠 秋元  哲(埼玉支部) 1位タイ   
5枠 正木 聖賢(広島支部)41位タイ  
6枠 津久井拓也(群馬支部)10位

 このメンバーで前付けに動くとすれば、外の艇番でスローを主張するタイプの正木聖賢。その場合、進入は125がスロー、ダッシュ346となる。この進入隊形なら、仲谷颯仁が強攻策で決め打ちしそう。そこで、絶好の差し場を逃さない秋元哲が狙い目だ。スロー艇はいずれも気配が平凡。ならばダッシュ3艇の組み合わせが十分ある。
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