ラリーガ EA SPORTS 、第28節プレビュー
【(C)LaLiga】
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4試合が組まれている3月9日(土)の1戦目はバレンシア対ヘタフェ。勝ち点2差で9位と11位につける両チームにとって、ヨーロッパ進出の望みをつなぐための重要な直接対決となる。バレンシアはホーム3連戦の3戦目。セビージャ、レアル・マドリーと2戦連続で引き分けた直後なだけに、今回こそ勝ち点3が欲しいところだ。ヘタフェは前節ラスパルマス戦で得点ランキング2位の15ゴールを量産していたボルハ・マヨラルが左膝を負傷。今季絶望となり、今節以降は得点源抜きでの戦いを強いられることになった。
アトレティコ・デ・マドリーは敵地でカディスと対戦。前節はベティスに2ー1で競り勝つなど、ホームでの強さは相変わらず。だがアウェーでは2節前に最下位アルメリアと引き分けており、17位に沈むカディスチームを相手に再びの取りこぼしは避けたいところだろう。
レアル・ソシエダは準決勝でマジョルカに敗れた国王杯に続き、チャンピオンズリーグの敗退も決定。敵地でグラナダと対戦する今節からは来季のヨーロッパ行きを目指す戦いに専念することになる。ラリーガ EA SPORTS ではここ4試合で3敗を喫し、7位に後退。5位アスレティックには勝ち点10差を付けられており、心身の疲労を抱える中でも必勝が求められる一戦となる。
土曜のラストマッチはジローナ対オサスナ。ジローナは前節マジョルカに0ー1で敗れ、ここ4試合で3敗目を喫した。長らく続いてきた快進撃にブレーキがかかり、シーズンの正念場を迎えている。ここまでエスタディ・モンティリビでは10勝2分1敗。尻上がりに調子を上げているオサスナを相手にも、ホームでの圧倒的な強さを今一度発揮できるか。
バルセロナはスコアレスドローに終わったアスレティック戦でペドリとデヨンクが負傷離脱。今節はアラウホも累積警告で出場停止となる 【(C)LaLiga】
レアル・マドリー戦ではバレンシアのムクタル・ディアカビが膝に大怪我を負い、長期離脱を強いられることに 【(C)LaLiga】
ベティス戦ではアルバロ・モラタが5試合ぶりとなる決勝点を挙げ、2ー1の勝利をもたらした 【(C)LaLiga】
2戦目はラスパルマス対アスレティック・クルブ。ラスパルマスはここ7試合で1勝しか挙げられず、あと一歩上位争いに食い込めずにいる。一方のアスレティックも前節バルセロナ戦の引き分けにより、4位アトレティコとの差は5ポイントに広がった。上位4チームとチャンピオンズリーグ出場権を争うためにも、ここまで4勝5分4敗と振るわぬアウェーで勝利を掴みたいところだ。
首位レアル・マドリーは旧知のラファ・ベニテス監督率いるセルタをホームに迎え撃つ。水曜のチャンピオンズリーグでは準々決勝進出を決めたものの、低調な試合内容を懸念する声が相次いだ。ジュード・ベリンガムを出場停止で欠くものの、今節は内容の伴う勝利が求められるはずだ。セルタは前節アルメリア戦の勝利により、降格圏との勝ち点差を5ポイントまで広げた。ラリーガ EA SPORTS では19戦連続でレアル・マドリーに勝てていないが、過去のデータを覆すことができるか。
日曜の夜を飾るのはベティス対ビジャレアル。共に冬のマーケットで即戦力を補強し、上り調子の2チームによる注目の好カードだ。ベティスは前節アトレティコに競り負け、6戦ぶりに黒星が付いたばかり。一方のビジャレアルもラリーガ EA SPORTS では好調を維持しているものの、木曜のヨーロッパリーグではマルセイユに0ー4で大敗している。お互い連敗は避けたい一戦で、いち早く立て直すのはどちらになるか。
今節のラリーガ EA SPORTS を締めくくるのは、3月11日(月)に行われるアルメリア対セビージャ。セビージャは前節レアル・ソシエダを破って14位に浮上。いまだ未勝利の最下位チームを相手に、ようやく見え始めた復調の兆しを確信に変えたいところだ。アルメリアにとっては意地を見せたいホームでのアンダルシアダービー。2ー1で競り勝った昨季の再現を目指すことになる。
レアル・マドリーは2点を先行されたバレンシア戦でビニシウス・ジュニオールが2得点。2ー2のドローに持ち込んだが、ベリンガムが退場処分を受けた 【(C)LaLiga】
グラナダ戦ではアレクサンダー・ソルロートがハットトリックを達成。5ー1の大勝の立役者となった 【(C)LaLiga】
レアル・ソシエダ戦ではユゼフ・エンネシリが2ゴールを挙げ、セビージャが3ー2で競り勝っている 【(C)LaLiga】
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