蔚山HDの江坂任、Kリーグ1開幕節ベストイレブンに選出!MVPは光州FCガブリエル

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江坂任 【写真=韓国プロサッカー連盟】

光州(クァンジュ)FCのガブリエルが、2024年シーズンのKリーグ1第1節のMVPに選ばれた。

ガブリエルは3月2日、光州サッカー専用球場で行われたFCソウル戦でゴールを決め、チームを2-0の勝利に導いた。

先発出場したガブリエルは後半アディショナルタイム、コーナーキックで相手DFに当たって自身の前に流れたボールを右足で冷静に押し込み、Kリーグ・デビュー戦にしてデビューゴールに成功した。

得点以外にも、ガブリエルはサイドアタッカーとしてソウルの守備を崩す猪突的なプレーを披露し、印象的なデビュー戦を見せた。

ガブリエル 【写真=韓国プロサッカー連盟】

両チームの試合はKリーグを代表する戦略家と呼ばれる光州のイ・ジョンヒョ監督とFCソウルのキム・ギドン監督の直接対決が大きな注目を集めたが、光州がイ・ヒギュンとガブリエルのゴールで2点差の完勝を収めた。

勝利した光州はベストチームに選ばれ、両チームの試合はベストマッチに選ばれた。

光州FC 【写真=韓国プロサッカー連盟】

なお、Kリーグ1のベストイレブンには、ファーストゲームの蔚山(ウルサン)HD FC対浦項(ポハン)で2024年シーズンKリーグ1第1号となる得点を決め、チームを1-0の勝利に導いた江坂任(蔚山HD FC)が選出。

そのほか、仁川(インチョン)ユナイテッドに1-0で勝利した水原(スウォン)FCからクォン・ギョンウォンやアン・ジュンスなども選ばれた。

クォン・ギョンウォン 【写真=韓国プロサッカー連盟】

Kリーグ2第1節のMVPは水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングスのフェイサル・ムリッチだ。

ムリッチは3月3日、水原ワールドカップ競技場で行われた忠南牙山(チュンナム・アサン)FC戦で前半21分に先制点、同終了間際に追加点を記録し、チームを2-1の勝利に導いた。

フェイサル・ムリッチ 【写真=韓国プロサッカー連盟】

ベストマッチは、2日に富川(プチョン)総合運動場で行われた富川FC 1995対天安(チョナン)シティFCの試合だ。

試合は前半16分にユン・ジェソクのゴールで天安が先制すると、同37分に富川のチェ・ジェヨンが同点弾を決め、1-1でハーフタイムに突入。後半は天安のイ・グァンジンとパウリーニョが得点し、最終的に天安が3-1の勝利に成功した。

この日、両チームは合計36本ものシュートを放つなど、90分間通して攻撃的なサッカーを展開していた。

天安シティFC 【写真=韓国プロサッカー連盟】

ベストチームは慶南(キョンナム)FCだ。

慶南は3月1日、敵地の安山(アンサン)ワースタジアムで行われた安山グリナース戦で2-1と勝利。前半13分に安山の先制を許すも、ウォン・ギジョンが前半36分と後半38分に得点を決め、痛快な逆転勝ちを果たした。

ウォン・ギジョン 【写真=韓国プロサッカー連盟】

Kリーグ1第1節MVP、ベストイレブン、チーム、マッチ

―MVP

ガブリエル(光州FC)

―ベストイレブン

FW:ヴラディスラフス・グトコフスキス(大田ハナシチズン)、イ・ヒギュン(光州FC)

MF:イ・サンホン(江原FC)、チョン・ホヨン(光州FC)、江坂任(蔚山HD FC)、ガブリエル(光州FC)

DF:キム・ジンホ(光州FC)、クォン・ギョンウォン(水原FC)、ポポヴィッチ(光州FC)、ソル・ヨンウ(蔚山HD FC)

GK:アン・ジュンス(水原FC)

―ベストチーム

光州FC

―ベストマッチ

光州FC 2-0 FCソウル

Kリーグ1第1節ベストイレブン 【画像=韓国プロサッカー連盟】

Kリーグ2第1節MVP、ベストイレブン、チーム、マッチ

―MVP

フェイサル・ムリッチ(水原三星ブルーウィングス)

―ベストイレブン

FW:ダンルレイ(FC安養)、フェイサル・ムリッチ(水原三星ブルーウィングス)、ウォン・ギジョン(慶南FC)

MF:パク・ミンソ(慶南FC)、ホン・ウォンジン(忠北清州FC)、イ・グァンジン(天安シティFC)、パウリーニョ(天安シティFC)

DF:イ・ハンセム(忠北清州FC)、オスマル(ソウルイーランドFC)、キム・オギュ(ソウルイーランドFC)

GK:チェ・ジョンヒョン(天安シティFC)

―ベストチーム

慶南FC

―ベストマッチ

富川FC 1995 1-3 天安シティFC

Kリーグ2第1節ベストイレブン 【画像=韓国プロサッカー連盟】

【文=ピッチコミュニケーションズ】
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著者プロフィール

アジア初のプロサッカーリーグとして1983年に創設。現在はKリーグ1(1部リーグ/12クラブ)、Kリーグ2(2部リーグ/13クラブ)で構成。 最新ニュースはもちろん、ACL出場クラブや日本人選手たちの活躍なども紹介していきます。

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