【KMSKデインズ】ベルギー2部リーグ第23節 ワースラント・ベフェレン戦 試合結果|2-2 引き分け

KMSKデインズ
チーム・協会

【(C) KMSK Deinze】

昇格を争うライバルであるワースラント・ベフェレンとのアウェイでの第23節。直近の数試合はミドル・ローブロックで守備をしっかり固める戦術に切り替えて守備が安定しているデインズはこの試合も同じ戦術を取り、前半はホームのベフェレンが主導権を握る展開に。前半19分にはベフェレンの攻撃的MFがペナルティエリアに侵入し、ゴール前にラストパスを送ると、これを受けたMFサーバスがゴール右隅へ決定的なシュートを放つも、デインズGKナチョ・ミラスがファインセーブを見せる。その後も前半終了までベフェレンがボールを支配し続け、決定機をいくつか作り出すが、デインズが何とか守り切り前半を0-0で折り返す。

【(C) KMSK Deinze】

後半開始早々もベフェレンが主導権を握ると、直後の47分。中盤から右サイドへロングボールで展開すると、中央への折り返しに走り込んだベフェレンFWイスマエルがゴール右隅に強烈なシュートを突き刺し、ベフェレンが先制に成功する。厳しい展開になったデインズだが、このゴールで目を覚ましたかのように徐々にペースを握り直す。58分にリーガ・エスパニョーラでの経験が豊富なFWママドゥ・コネと元U-20ドイツ代表FWエミリオ・ケーラーを投入し、得点を狙うデインズは63分。右サイドでボールを受けたFWエミリオ・ケーラーがクロスボールを送ると、逆サイドでトラップしたFWファン・ラントショートが左脚で強烈なシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻す。

この得点で流れに乗ったデインズはここから怒涛の攻撃を見せる。すると79分、右サイドからのコーナーキックにMFテオ・キンテロが頭で合わせ、デインズがついに逆転に成功する。このまま逃げ切りたいデインズだったが、終了間際の90分に右サイドへの展開からの折り返しにベフェレンFWが合わせて同点弾を浴び、アウェイでの激戦は2-2で試合終了。他の上位陣も軒並み足踏みとなった今節の結果、デインズは2位をキープ。次節は現地時間3月2日20時、今冬ジュビロ磐田から加入したFW後藤啓介選手を要するアンデルレヒトの2ndチームと対戦する。

【(C) KMSK Deinze】

先発出場
GK:ナチョ・ミラス
DF:ゴンサロ・アルメナラ、デニス・プリチネンコ、ケネス・シューマンス、クリストフ・ヤンセンス
MF:テオ・キンテロ、ガエタン・ヘンドリックス、ファン・ラントショート、アレッシオ・スターレンス
FW:レナート・メルテンス、スレイマネ・アン

ベンチ入り
ウィリアム・ドュトワ、ユリ・シュリベルス、アンドレアス・スペゲラエレ、ハイメ・シエラ、マルセリーノ・フェルディナン、ギヨーム・デ・シュライバー、エミリオ・ケーラー、ママドゥ・コネ、スヴェン・ブラーケン

途中出場
23分:アンドレアス・スペゲラエレ(Out:デニス・プリチネンコ)
58分:エミリオ・ケーラー(Out:アレッシオ・スターレンス)
58分:ママドゥ・コネ(Out:レナート・メルテンス)
89分:スヴェン・ブラーケン(Out:スレイマネ・アン)

得点
47分:失点
64分:ファン・ラントショート(今季7点目)
79分:テオ・キンテロ(今季3点目)
90+2分:失点

【(C) KMSK Deinze】

  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

1926年に設立されたベルギープロリーグ2部所属の歴史あるサッカークラブ。ホームタウンであるデインズ市は約4万5千人の人口を抱え、東フランダース地域にある富裕層が多く住む地域として知られています。2019-20シーズンにベルギープロリーグ2部への昇格を果たし、2021-22シーズンは4位(8クラブ中)でシーズン終了と健闘しました。新スタジアム建設計画を発表するなど、急成長を遂げているクラブです。2022年2月よりACA Football Partnersがオーナーとなり、グローバルレベルでの業務提携も積極的に進めながら、ビジネス及びスポーツ面でのさらなる発展を目指します。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント