ラリーガ EA SPORTS 、第27節プレビュー

ラ・リーガ公式
チーム・協会

【(C)LaLiga】

3月最初の週末に行われるラリーガ EA SPORTS 第27節には、上位争いから下位争いまで、最終的に重要な意味を持つ可能性がある直接対決がいくつも組まれている。

【(C)LaLiga】

【(C)LaLiga】

3月1日(金)に行われるセルタ対アルメリアもその一つだ。残留のボーダーラインを形成する17位セルタと最下位アルメリアの勝ち点差は12ポイント。アルメリアはこの直接対決に勝てばその差を一桁台まで縮められるが、負ければ15ポイントまで望みが遠のく。今節は残留の可能性をつなぐ最後のチャンスと言っても過言ではないだろう。

4試合が組まれている3月2日(土)の1戦目はセビージャ対レアル・ソシエダ。レアル・ソシエダは前節ビジャレアル戦で痛恨の敗戦を喫し、7位に後退。さらに火曜のコパデルレイ準決勝では延長戦まで戦い抜いた末、PK戦でマジョルカに屈している。心身にダメージを抱え、直後にはパリ・サンジェルマンとの大一番も控える厳しい状況下、尻上がりに調子を上げているセビージャとのアウェー戦では再び苦戦を強いられそうだ。

土曜の2戦目はラージョ・バジェカーノ対カディス。カディスは前節、セルタとの直接対決で0ー2から2ー2のドローに持ち込む粘りを見せたものの、これで22試合も未勝利が続く。一方のラージョも7試合勝利から遠ざかっており、降格圏との差は7ポイントまで縮まっている。共に引き分けでは足りない状況下、待望の勝ち点3を手にすることができるか。

ヘタフェ対ラスパルマスも勝ち点2差で中位につける2チームによる直接対決だ。前節バルセロナに惨敗したヘタフェにとっては仕切り直しの一戦。ラスパルマスもここ6試合で1勝しか挙げられておらず、上位争いまであと一歩のところで足踏みが続いている。とはいえ、共に第一の目標である残留確定には着実に近づいており、今節も手堅く勝ち点を取りに行くはずだ。

土曜のラストマッチは注目の好カード、バレンシア対レアル・マドリー。バレンシアは2月22日に14階建ての集合住宅が全焼し、複数の死傷者が出た事件により前節グラナダ戦が延期に。事故後初のホームゲームとなる今節は事故の犠牲者に捧げる1分間の黙祷に加え、救助活動に奔走した消防隊や医療、警察関係者らを称える場も設けられる。

試合では今季初めて全選手がプレー可能になるバレンシアに対し、レアル・マドリーも出場停止明けのダニ・カルバハルとエドゥアルド・カマビンガが復帰。ただ足首を痛めているジュード・ベリンガムの回復はぎりぎりで、直後のチャンピオンズリーグに向けて温存する可能性が高そうだ。なお過去10シーズンの同カードでは1試合平均3.5ゴールが生まれている。今回も多くのゴールが乱れ飛ぶ攻め合いとなることを期待したい。

1月にアルメリアに加入した19歳のルカ・ロメロは、初先発したアトレティコ戦でラリーガ EA SPORTS 初ゴールを含む2得点を記録。2ー2で引き分ける立役者となった 【(C)LaLiga】

セルタ戦では2点を先行されながら、ロスタイム10分にダルウィン・マチスが決めた劇的ゴールで2ー2に持ち込んだ 【(C)LaLiga】

前節セビージャ戦では途中出場のルカ・モドリッチが鮮やかなミドルシュートを流し込み、レアル・マドリーに1ー0の勝利をもたらした 【(C)LaLiga】

同じく4試合が組まれている3月3日(日)の1戦目はビジャレアル対グラナダ。ビジャレアルはここ6試合2勝4分と負け知らずで、前節は敵地でレアル・ソシエダに3ー1で快勝。まだ下位につけてはいるが、ゴンサロ・ゲデス、エリック・バイリーら即戦力を補強した1月以降は着実に調子を上げている。約2ヶ月、6試合も未勝利が続いているグラナダにとっては厳しいアウェー戦となりそうだ。

アトレティコ・デ・マドリー対ベティスは欧州カップ戦出場枠争いを左右する重要な直接対決だ。アトレティコはここ5試合で2勝と足踏みが続くラリーガ EA SPORTS に加え、コパデルレイ準決勝ではアスレティックに完敗。ベティスは対照的に、ここ5試合で11ポイント(3勝2分)を加え、レアル・ソシエダを抜いて6位に浮上。前節の直接を制した5位アスレティックとの差も7ポイントに詰めている。

ディエゴ・シメオネ監督が就任した2011年以降、アトレティコはベティスと24度対戦して17勝6分1敗と一方的な成績を残している。果たして今回もデータ通りの結果となるのか。そうでなければ、上位争いの行方はいよいよ分からなくなってくる。

日曜の現地時間18時半には、コパデルレイで21年ぶり4度目の決勝進出を決めたばかりのマジョルカが2位ジローナを迎え撃つ。ジローナも前節ラージョ戦で4試合ぶりの勝利を手にしており、お互い上り調子で迎える一戦となる。今季の戦績は1勝1敗。第6節の対戦はジローナが5ー3で制し、コパデルレイ準々決勝はマジョルカが3ー2で競り勝っているが、3度目の対戦はどうなるか。

日曜のラストマッチは今節屈指の好カード、アスレティック・クルブ対バルセロナ。アスレティックは前節ベティスに痛恨の黒星を喫したものの、木曜のコパデルレイ準決勝第2戦ではアトレティコを3―0で下し、3季ぶりの決勝進出を決めた。今節は厳しい連戦となるが、今季まだ1敗しか喫していないホームでの強さを今一度発揮できるか。

対するバルセロナは前節ヘタフェ戦で久々に快勝。いまだ首位レアル・マドリーとは8ポイント差あるが、選手たちは逆転優勝の望みを失っていない。サンマメスではコパデルレイ準々決勝で惨敗しているだけに、雪辱の思いも強いはずだ。

今節を締めくくる3月4日(月)の一戦はオサスナ対アラベス。オサスナはここまで12ゴールを挙げてきたアンテ・ブディミールが前節ラスパルマス戦で上顎洞を骨折。今節以降は得点源抜きで戦うことを強いられた。共に3戦負けなしで迎える今節、良い流れを維持できるのはどちらになるか。

マジョルカはレアル・ソシエダと120分間の死闘と戦い抜き、PK戦を制してコパデルレイ決勝進出を決めた 【(C)LaLiga】

アスレティックはウィリアムス兄弟のアベック弾などでアトレティコを3ー0で破り、コパデルレイ決勝に進出。中2日で臨むバルセロナ戦にもその勢いを持ち込みたいところだ 【(C)LaLiga】

前節ヘタフェ戦で手にした勝利は、バルセロナにとって昨年9月のベティス戦(5ー0)以来となる3点差以上の快勝となった 【(C)LaLiga】

  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

ラ・リーガ公式サイトです。最新ニュース、各クラブの情報やデータをご覧ください。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント