1. FCケルン|伊藤洋輝擁するシュツットガルトに1:1

1.FCケルン
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【©1FCKoeln】

アウェイの地で価値ある勝ち点1を獲得

ブンデスリーガ残留を目指す1. FCケルンはアウェイでシュトゥットガルトと対戦した。非常に有望なスタートを切ったアウェイのケルン。試合の最初のチャンスをヤン・ティールマンが作り出した。

開始から6分、ラスムス・カルステンセンからのロングボールを受けたケルンのホープは、シュトゥットガルトのゴールから約15メートルの地点でフリーになりシュートを放ったが、相手GKファビアン・ブレドロウによって難なくセーブされた。

その後、シュトゥットガルトは圧力を高め、アタカン・カラソル(15分)とセール・ギラシ(20分)による2つの良い得点機会を作り出した。ホームのシュトゥットガルトはその後も試合を支配し続けたが、得点機会は生まれず、両チームともに得点なしでハーフタイムを迎えた。

後半、シュトゥットガルトは早い段階で圧力をかけ、速いサイドプレイヤーを使って攻撃の切り替えを図る。53分にその試みが実を結び、クリス・フューリッヒが右サイドでカルステンセンを抜き、ボールをゴールラインから中央に折り返す。そこにエンツォ・ミロットが飛び込み、先制点を許してしまった。

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しかしケルンも負けない。途中出場のリントン・マイナが上げたクロスがファーサイドのエリック・マルテルに届き、彼は2回目のタッチでブレドロウの股を抜いたゴールを決めた(61分)。

終盤には両チームともに前に全力を投じ、ファリデ・アリドゥが敵陣でのパスカットから決勝点を狙う最大のチャンスを迎えた。彼はGKブレドロウをかわしたが、そのタッチでゴールへの角度が狭くなりシュートはゴール外側のネットに。

それでもケルン守備陣は終始しっかりと守り、ホームで好調のシュトゥットガルトを相手に1:1の引き分けに持ち込んだ。次節は3月3日日本時間夜11:30。首位のレヴァークーゼンと対戦する。
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著者プロフィール

1.FCケルンは1948年に設立された、ドイツ西部の大都市ケルンに本拠地を置くサッカークラブで、ブンデスリーガに所属しています。1963年に発足したドイツ・ブンデスリーガの初代王者であり、日本人海外移籍の先駆者である奥寺康彦が所属していた頃には2度目のリーグ優勝を成し遂げました。また近年では、槙野智章や鄭大世、大迫勇也も所属していました。

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