早大競走部 主力を欠くも「チーム全員でまとまって戦えた結果」(菖蒲) 7位で箱根を終える/箱根駅伝復路
【早稲田スポーツ新聞会】記事 沼澤泰平、写真 星野有哉、加藤志保、三浦佑亮、川上璃々
2日の往路を5位で終え、2年連続のシード権獲得にむけて好スタートを切った早大。花田勝彦駅伝監督(平6人卒=滋賀・彦根東)は「今回はシード権を目標にする」と、往路の結果を受けて目標を修正し、復路に臨んだ。6区で順位を落とし、7区終了時点で9位と、シード権争いに巻き込まれる可能性もあったが、8区の伊福陽太(政経3=京都・洛南)が悪い流れを断ち切るレースを展開。その後も順位を一つ上げ、7位で大手町のゴールテープを切った。
山を駆け下る栁本 【早稲田スポーツ新聞会】
7区・二宮を駆け抜ける諸冨 【早稲田スポーツ新聞会】
集団の中で力走する伊福 【早稲田スポーツ新聞会】
9区ラスト5キロ付近を走る菖蒲駅伝主将 【早稲田スポーツ新聞会】
10区を駆け抜ける菅野 【早稲田スポーツ新聞会】
花田監督体制となって2回目の箱根で2年連続のシード権を獲得した早大。4年生で箱根経験者である主力の北村光(スポ4=群馬・樹徳)、佐藤航希(スポ4=宮崎日大)が当日変更でメンバーから外れ、3本柱の一人である伊藤大志(スポ3=長野・佐久長聖)が補欠に回るなど、万全の状態ではなかったものの、エンジの地力は十分に見せつけた。2区では山口智規(スポ2=福島・学法石川)が、5区では工藤慎作(スポ1=千葉・八千代松陰)と、箱根初出走の2人が重要区間で結果を残し、復路では伊福、菅野の一般組が共に区間5位で走破し主力への成長の証となる走りをするなど、明るい材料は多い。さらなる高みを目指して。早大はまたここから歩みを進める。
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