【バドミントン/全日本総合】大会2日目 女子シングルス本戦1回戦

チーム・協会
12月25日から始まった第77回全日本総合バドミントン選手権大会(於:武蔵野の森 総合スポーツプラザ) 大会2日目、本戦1回戦が行われた。

目覚ましい躍進を見せている宮崎友花(柳井商工高校)は昨年度インターハイ優勝の吉川天乃(丸杉)と対戦した。1、2ゲーム目はそれぞれの良さが出てゲームカウント1-1で迎えたファイナルゲーム、「コートに入る前からメンタル勝負になると思った」と語った吉川に粘り強さを発揮され15本で屈した。海外大会で決勝を経験するなど本人としても充実した1年だったために、「今年最後の全日本総合でいい終わり方ができなかったので悔しい」と述べた。

宮崎友花(柳井商工高校) 【ⒸNipponBA2023/PHOTO:T.KITAGAWA】

全日本社会人2位の杉山薫(BIPROGY)郡司莉子(再春館製薬所)を18本、16本で退け2回戦進出を決めた。試合後、杉山は「昨年は全日本総合に出場することができず、悔しい思いをした。その分、今大会にかける思いが大きかったので勝てて嬉しい」と喜びを語った。一方の郡司は、直近まで怪我からのリハビリに励んでいたということで、「試合勘が戻っていない中だったので、リードしている場面でミスが目立ち、勝ちにつなげられなかった」と悔しさをにじませた。

杉山薫(BIPROGY) 【ⒸNipponBA2023/PHOTO:T.KITAGAWA】

B代表として今大会に臨む仁平菜月(ヨネックス)横内美音(青森山田高校)との初戦を迎えた。1ゲーム目を20‐22で取られる苦しい展開だったが、B代表としての意地を見せた仁平が2、3ゲーム目を17本、12本で奪取し2回戦へと駒を進めた。試合後、仁平は今大会の意気込みについて「勝たなければならない立場になってきたので、結果を出さなきゃだめだという覚悟をもってやっていきたい」と語った。
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公益財団法人日本バドミントン協会は競技の普及進行をになう競技団体として活動。世界最速のスポーツであるバドミントンの持つ魅力を多くの方に知っていただきファンになってもらえるよう、世界で活躍する日本代表『BIRDJAPAN』の情報を中心にナショナルジュニアの活動や国内競技会などの情報を皆さんにお届けしていきます。

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