レアル・ベティスは14日に行われたUEFAヨーロッパリーグ・グループステージ第6節の試合でスコットランドのレンジャーズと対戦し、ホームで2-3の敗戦に終わった。

グループ最終節を残して首位に立っていたベティス。1ポイント差で追うレンジャーズに勝利すれば首位通過が確定、ドローでも2位以内を確定できるが、敗れてしまえば3位後退の可能性もある状況だった。

前半10分にはレンジャーズのアブダラー・シマに先制点を許してしまうが、ベティスもすぐに反撃。ボルハ・イグレシアスの絶妙なパスでペナルティーエリア左に抜け出したフアン・ミランダがファーポストへ低く鋭いシュートを突き刺して同点とした。

20分にはシリル・デセルスが決めてレンジャーズが再びリードを奪う。37分には敵陣中央から持ち上がったイスコが巧みなフェイントを織り交ぜたキープからエリア左へラストパスを送り、これをアジョセ・ペレスがゴール。再びベティスが追いついて前半を2-2で折り返した。

だが後半に入ってチャンスを得点に繋げられないベティスに対し、レンジャーズは78分にコーナーキック後の流れからケマル・ルーフェが3度目の勝ち越しゴール。ベティスはこれを返すことができなかった。

同じグループのもう1試合ではスパルタ・プラハがアリス・リマソルに勝利を収め、レンジャーズが首位、スパルタが2位に浮上。3位に後退したベティスはヨーロッパリーグを去り、ヨーロッパカンファレンスリーグのプレーオフに回ることになった。