95期・ウーチャイェンが一変 狙って勝った最終日

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【Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】

 『JLPGA新人戦 加賀電子カップ(95期生)』(賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円)大会最終日が12月8日、千葉県長南町・グレートアイランド倶楽部(6,582ヤード/パー72)で行われ、95期はウーチャイェンが66をマーク。通算6アンダーで圧勝した。4打差の通算2アンダー、2位は千葉華。通算1アンダーの仲村果乃が3位だった。

 前日とは一変。ウーチャイェンが抜群の修正力を披露した。最終日、持ち前の超攻撃的なプレーで圧勝。7バーディー、1ボギーの66をマークし、95期の優勝を飾った。

 1番から静かな闘志を燃やし続ける。まずは4メートルのバーディーパットを決める。そして、6番では8メートルのバーディーを鮮やかに沈めた。勢いに乗って8、9番では連続バーディー奪取で折り返す。前日、78の大叩きがうそのように-。

 「シーズンが終わった後でも、新人戦がある。絶対に優勝したい、と気を抜かずにしっかりと調整した。久しぶりの強風でマネジメントがうまくいかずに、調子もいまひとつ。仕方がないことです。ホールアウト後はパッティング練習をしてホテルへ帰ったけど、何か気持ちが落ち着かない」といい、「部屋で1番から18番まで、頭の中でプレーをしながら、マネジメントを再確認。おかげでよしっ、最終日は・・・。気持ちの切り替えができた」そうだ。

 今季のステップ・アップ・ツアーで3勝。賞金ランキング1位で来季、第1回リランキングまでのJLPGAツアー出場権を獲得した。22年4月からJLPGAツアー挑戦を視野に入れ、日本語の勉強もスタート。プレーはもちろんのこと、「週5日、しっかりと勉強した。それにしても日本語は難しいです」と苦笑する。最終プロテストで一発合格を果たした。前記した語学教師の他にも、スイング担当のコーチ。それから、涂阿玉にはメンタルとゲーム運びの指導を受けている。

 「日本には強い選手がたくさん。そうした中でも自分のペースを守ってプレーできなければ通用しない」と厳しく戒められた。冷静沈着。最終日に強いことも高いポテンシャルを示す要因だ。後半になると、よりショットの精度がアップ。第1日と同じ、66でプレーし、留飲を下げた。

 24年は、「JLPGAツアー初優勝が目標」。続けて、「そのために、オフはもっとパッティングに磨きをかけなければならない。オフは台湾へ帰って2試合に出場し、練習も行います」と話した。ちなみに、趣味は卓球。「でも、上手ではありません」と首をひねった。それはそうだ。なかなか、天は二物を与えない。今は、ゴルフへ精進するだけだ。

【Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】

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