【ラグビー/NTTリーグワン】「世界最高の10番」が加入。「とにかく優勝」と意気込むは主将のリーチ マイケル<東芝ブレイブルーパス東京>

【©ジャパンラグビーリーグワン】

昨季は5位でプレーオフトーナメント進出を逃した東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)に、インパクトのある新戦力が加わった。ニュージーランド代表としてラグビーワールドカップ2023準優勝に貢献したリッチー・モウンガとシャノン・フリゼルだ。二人はラグビーワールドカップの疲れも見せずに合流し、早くもチームに溶け込もうとしている。世界トップレベルのファンタジスタとして観客を沸かせてきたモウンガは「チームの力になりたい。すべてを捧げたい」と意欲十分だ。

今季から主将にはリーチ マイケルが復帰。トッド・ブラックアダー ヘッドコーチからの打診に「びっくりしました。最初は速攻で断って……」と笑いつつも、「ただただ勝ちたい。とにかく優勝したいです」と力強く言い切った。

副将には原田衛が選ばれた。リーチから「(新主将は)衛が良いと思っていた」と評価されている24歳は「チームが優勝できるように自分の力を存分に発揮していきたい」と燃えている。

今季のスローガンは「BE THE ONE」。頂点を目指す、チームが一つになる、あらゆる事で1番を目指す……といった意味が込められた言葉になっている。

このスローガンについて、日本代表のワーナー・ディアンズは「自分をベストにする。チームのために自分がこのポジションでベストになれるように」と意気込み、ジョネ・ナイカブラは「僕にとっては信用される人になることだと思っています」と静かに語った。

伝統の強力フォワードには、日本代表12キャップを持つアニセ サムエラや京都産業大学で活躍したアサエリ・ラウシーらが加わり、ポジション争いも激しさを増している。バックスではゲームコントロールに長けた中尾隼太、松永拓朗がモウンガとともに攻撃をリードし、ナイカブラらスピードあるランナーを走らせたい。

12月9日の開幕戦では静岡ブルーレヴズ、第2戦では東京サントリーサンゴリアスと対戦する。リーチ主将は「どのチームも強い」と警戒しつつも、「勝って勢いをつけたい」とスタートダッシュを誓った。

(安実剛士)
【BL東京の注目選手】SO リッチー・モウンガ
リーチ マイケルが「世界最高の10番」と称賛するリッチー・モウンガが、BL東京の一員としてジャパンラグビー リーグワン優勝に挑む。モウンガはニュージーランド代表56キャップを誇り、司令塔としてラグビーワールドカップ準優勝に貢献。圧巻のスピードとパススキル、正確なゴールキックで見る者を魅了してきた。モウンガは日本での新たな挑戦について「できるだけ長くここでプレーしたい。すべてを捧げたい」と断言。世界的ファンタジスタの一挙手一投足から目が離せない。

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著者プロフィール

ジャパンラグビー リーグワンは、「あなたの街から、世界最高をつくろう」をビジョンに掲げ、前身であるジャパンラグビー トップリーグを受け継ぐ形で、2022年1月に開幕した日本国内最高峰のラグビー大会です。ラグビーワールドカップ2023を控え、セカンドシーズンとなるリーグワン全23チームの熱戦をご期待ください。

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