【ラグビー/NTTリーグワン】「世界最高の10番」が加入。「とにかく優勝」と意気込むは主将のリーチ マイケル<東芝ブレイブルーパス東京>
今季から主将にはリーチ マイケルが復帰。トッド・ブラックアダー ヘッドコーチからの打診に「びっくりしました。最初は速攻で断って……」と笑いつつも、「ただただ勝ちたい。とにかく優勝したいです」と力強く言い切った。
副将には原田衛が選ばれた。リーチから「(新主将は)衛が良いと思っていた」と評価されている24歳は「チームが優勝できるように自分の力を存分に発揮していきたい」と燃えている。
今季のスローガンは「BE THE ONE」。頂点を目指す、チームが一つになる、あらゆる事で1番を目指す……といった意味が込められた言葉になっている。
このスローガンについて、日本代表のワーナー・ディアンズは「自分をベストにする。チームのために自分がこのポジションでベストになれるように」と意気込み、ジョネ・ナイカブラは「僕にとっては信用される人になることだと思っています」と静かに語った。
伝統の強力フォワードには、日本代表12キャップを持つアニセ サムエラや京都産業大学で活躍したアサエリ・ラウシーらが加わり、ポジション争いも激しさを増している。バックスではゲームコントロールに長けた中尾隼太、松永拓朗がモウンガとともに攻撃をリードし、ナイカブラらスピードあるランナーを走らせたい。
12月9日の開幕戦では静岡ブルーレヴズ、第2戦では東京サントリーサンゴリアスと対戦する。リーチ主将は「どのチームも強い」と警戒しつつも、「勝って勢いをつけたい」とスタートダッシュを誓った。
(安実剛士)
リーチ マイケルが「世界最高の10番」と称賛するリッチー・モウンガが、BL東京の一員としてジャパンラグビー リーグワン優勝に挑む。モウンガはニュージーランド代表56キャップを誇り、司令塔としてラグビーワールドカップ準優勝に貢献。圧巻のスピードとパススキル、正確なゴールキックで見る者を魅了してきた。モウンガは日本での新たな挑戦について「できるだけ長くここでプレーしたい。すべてを捧げたい」と断言。世界的ファンタジスタの一挙手一投足から目が離せない。
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