10月に開幕し、熱戦を繰り広げているバレーボールのVリーグ。各チームキャプテンと監督の今シーズンの意気込みをチームごとに紹介していきます。今回はV1男子 堺ブレイザーズ編です。

選手の発言機会を増やし強みを生かして頂点へ
　実はブレイザーズでキャプテンをやるのは2度目。2年目のときにも務めていました。もうやらない！ と思っていましたが、引き受けたからには責任を持ってやっていかなければ。若い選手が増えて勢いは生まれやすいのですが、調子の波が大きくなったりという部分もありますので、そういうときにいかに立て直すかを考えながら、ミーティングなどで一人一人が話す機会を増やしています。

　ブロックはチームの強みですが、そう何本も出るプレーではないので、抜けたところをしっかり拾えるよう、レシーブとの関係はずっと詰めてきました。また外国籍選手頼みにならないよう、全員で得点していくという意識で練習に励んでいます。トレーニングも厳しいメニューを乗り越えてきました。今季もV・ファイナルステージに残って、そこから上の戦いをしっかり勝ちきる力がそのときについているかどうか。昨季のリベンジをしたいですし、その先に優勝が見えてくると思います。

ファイナルステージの経験を優勝につなげたい
　昨季は8シーズンぶりでベスト4に入れたものの、その先で悔しい思いをしたので、そこで何が必要か、どうすればもっと上にいけるのか、ずっと選手を含めて考えながらやっています。

　ファイナルに残れたことはよくても、36試合を終えたあと、もう一段階チームとしてコンディションとモチベーションを上げなければいけません。ファイナルの経験ができたことはよかったですが、毎年そういうところに残っていかなければその上は見えてこないと思うので、結果を出し続けていかなければと思います。

　昨季はサーブ力向上と同時にミスも多くなっていたため、今季はミスなく相手を崩せるサーブを練習してきました。また、昨季以上にレシーブ面の粘りやさぼらない姿勢を、チームとして徹底してきました。

　昨季以上の結果は最低限残さないといけませんし、もちろん日本一という目標は変わりません。皆さんと一緒に喜び合えるときがくればいいなと思っています。

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