【バレー/Vリーグ・主将&監督インタビュー】サントリーサンバーズ、大宅真樹選手

チーム・協会
 10月に開幕し、熱戦を繰り広げているバレーボールのVリーグ。各チームキャプテンと監督の今シーズンの意気込みをチームごとに紹介していきます。今回はV1男子サントリーサンバーズ編です。

大宅真樹主将

大宅真樹選手 【©JVL】

世界を視野に自分を変えてV奪還を目指す
 今季は新しくオリビエコーチも来て、国内だけではなく世界に目を向けて、新たな戦術やシステムに取り組んでいます。基本的なことにも新鮮さを持って練習できているので、しっかり吸収して、開幕に向けて一回り肉付けされたチームになっていければと思っています。世界に目を向ければ、やはりボールコントロールの部分が重要。サーブもそうですし、僕で言えばトスの精度だったり、スパイカーは引き出しを増やすこと。日本代表があれだけの結果を出しているので、見本にするところもたくさんあります。
 僕自身は今、オリビエコーチに「ひじを落とすな」と口すっぱく言われているので、高い位置でさばく練習を繰り返しています。今季は体づくりにも力を入れてきました。食事を見直して体重や体脂肪率を減らし、筋肉の質を高めることを意識しながら改造してきて、体の変化を感じています。自分を変える意味でいい夏場になりました。今季はV奪還を目指して頑張ります。

山村宏太監督

山村宏太監督 【©JVL】

個々の引き出しを増やし狙うはV奪還
 ネーションズリーグでは日本がメダルを獲得しましたが、日本代表が持てる技を全部出しきり、チームとして戦う姿に、どのチームも選手も刺激を受けたと思います。それは国内でも必要なこと。改めて、選手個人が引き出しを増やす作業が重要だと感じました。データもどんどんストックされていくなか、自分の得意なことだけやっていては通用しないので。今季は小野寺が加入しましたが、メンバーが大きく変わらないなか、引き出しをいかに増やせるかがポイントです。
 新加入の小野寺は何でもできるオールラウンダー。昨季まで所属した彭世坤以上の活躍を期待しています。昨季のファイナルを経験して成長したと感じるのが藤中(颯)。決勝の舞台が初めての経験でプレッシャーもあったでしょうし、悔しい思いもしたと思いますが、一番得るものが多かったんじゃないか。より意欲的になったと感じます。今季はV奪還が目標。12月の世界クラブ選手権では3位以上を狙います。

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