【一戦一評】レイカーズvsグリズリーズ(RS Game11)【前半】

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チーム・協会
【これはnoteに投稿されたスワッギちゃんさんによる記事です。】
こんにちは、スワッギちゃんです💜💛


この記事では「NBAを観戦できないファンも試合の流れを掴めるような寸評」をコンセプトに、レイカーズの各試合について情報・分析・予想などを交えてお話しします。



さて、本日の相手はグリズリーズです。ケガ等で主力が多数欠場しており、現在West最下位

かと言って、スマート, ベイン, JJJ, ケナードといったレイカーズが苦手な出場可能選手は多く、生半可な戦いぶりでは容易にへし折られるでしょう。


気合い入れて行こう‼️🔥



◯スタメンチェック

本日のスタメンはこちら👇

レイカーズは相変わらずリーブスをベンチに下げ、キャム&プリンスのディフェンダーを揃えた布陣ですね。2人のマークマンに注目です!

Vando, JHS, ゲイブはやはり欠場ですが、Vandoは既にメディカルチェックを突破、JHSはフルコートを使った練習を開始できているらしいので復帰は近いかも?





グリズリーズはJa/ローズ/クラーク/アダムスなど大幅に主力を欠いていますが、それでもスマート/ベイン/JJJらは健在です。





それではインシーズントーナメント2戦目、開幕‼️‼️





◯1Q

・守備絶好調!レイカーズの「秘策」

試合開始しました。気になっていたマッチアップですが、キャムがベイン、プリンスがスマートをマークしていますね👀

残りはDloがギルヤード、レブロンがJJJ, ADがビヨンボとポジション通りです。






そんなレイカーズ、実は本戦に向けてある"秘策"を用意していました。




それはベインを徹底的に潰すことです。





実はベイン、直近4試合で平均24atpとかなりのシュートを任されているのです。

この4試合でのスコアは30, 15, 37, 27. しっかり期待にも応えています。




...ならコレを打たせなきゃ良くね?




と、策略したレイカーズはベインがピックを使う際にブリッツを仕掛けます。それも半ダブルチームと言えるような強度で‼️‼️



これほど強気にブリッツできたのも、恐らくピックを掛けるのがビヨンボであるコトが多かったからだと思われます。

上背の低いセンターですから、放置によってインサイドに入り込まれてもそんなに怖くなかったのです。






この仕掛けによりもちろんパスが選択されますが、ベイン以外がこのショットをかなり外してくれています




特にベンチから出場したシューターのケナードは0pts FG 0-5 3p 0-3とらしくないパフォーマンス。これはちょっとラッキー要素ですね✌️



これほど外れるのも、レイカーズのマークマンの受け渡しがスムーズで、しっかりチェックに間に合っているコトが大きな要因だと思います。







もう1人の脅威、JJJが攻めて来てもそこにはADが待ち構えています。
2度"No!"を言うAD🔥🔥🔥

レブロンが始めに抑え、後ろからADが鉄槌を振りかざす。スラムダンクの赤木と桜木の関係と言って良いですね🙆



懸命にペイント内得点を増やそうとするJJJですが、ここまでFG 0-5. 壁は厚いですよ‼️‼️






しかしベインはわずかでも隙があればショットを放ってくるため、現時点で8pts FG 3-6 3p 2-4のスタッツ。調子はやはり良さそうなので、このまま根気強く潰し続けるほか無しです。




・キングに続け!小競り合いで遂に着火🔥

守備は絶好調、ならばオフェンスはどうでしょう?

欠場明けのレブロンが最初から超絶好調でした😅



そんなにイージーなショットだったわけでもなく、ただ好調で2本のスリーと1本のミドルをヒット。

攻守に上々で敵はタイムアウトを取得します。





上記のとおりイマイチだったJJJがアルダマと交代、好調レブロンを危惧しスマートがマークし始めたそのとき、、、


一 触 即 発 🔥🔥🔥🔥


小競り合いが起きちゃいました。これがインシーズントーナメントの熱量かぁ😅





これがマイナスに働いたら嫌だなぁ...と懸念していたところ、好転します


Dlo, プリンス, リーブス, 八村全員がスリーを1本以上ヒットしたのです🔥

1Qにして火が着くレイカーズ。こんなに好調な選手が揃うことはそう無いですから、後半落ち込まないか心配です😅





と、ここでスマートが足首を捻挫してしまいました。もう本戦には出場しないとのことで、ラッキーと思いつつ申し訳ない。お大事に。






ベンチ陣が多く出場する時間になると、グリズリーズ側の攻め手が無くなってきているように見えます。

アルダマが積極的に打ちますが、3p1-3 FT 1-3と調子はイマイチそうです。


対してレイカーズはリーブス、八村の主導でスコアし続け、1Qを26-37で締めくくります。

このまま火を絶やすなよ‼️🔥






◯2Q

・将軍を支える2人の参謀

🟣レイカーズ🟡
リーブス/キャム/八村/レブロン/ヘイズ
🔵グリズリーズ⚪️
ギルヤード/ロディー/ザイアー/JJJ/ティルマン

で再開します。



1Q終盤から出場していたウッドは早々に下がってしまいました。

いつもならヘイズと2Bigで並んだりしますが、ゴツくて大きい敵インサイドとの相性を見て一旦退いたのだと思います。ショットもそんなに調子良くなさそうでしたもんね。





この布陣をコントロールするのはリーブス、八村、レブロンの3人です。

最近八村が仕掛ける場面は少なく、むしろ使われるようなプレーが多かったのですがシュートの好調を感じてか積極的です


スリーやミッドレンジが決まるのはさることながら、シュートファールを多く貰えています。

塁さんなりの「シュートを打てる」間合いが結構敵と近距離なので、思わずチェックに飛びたくなっている様子です。そしてフリースローは全て沈める徹底ぶり。さすがレブロンの愛弟子🥷

現時点で11pts FG 3-3 3p 1-1 FT 4-4とミスなしのハイパフォーマンス⭐️





リーブス、レブロンの2人もこの支配力。敵ベンチ陣の守備にあまりプレッシャーを感じていないようです💪



リーブスは自身をマークするギルヤード(172cm)とのミスマッチを活かそうともしていますね。色々と攻め手が見つかるのはスゴいコトです。





対するグリズリーズはスコアが増えません

ギルヤードとティルマンのPnRなどが目立ちますが、その間JJJはただのコーナーシューターと化してしまっています。

そのためたったの5得点、FG 2-9です。





・スリー好調同士、差をつけたファール数

ベインが帰ってくると、やはりレイカーズはブリッツを続けます。

継続の甲斐あってか、先ほどよりもパスを促せていますね。そしてパス先の選手のショットも.....





外れるかと思いきや、アルダマが調子を上げてきちゃいました。





コレに続きロディーやザイアーも少しずつスリーの確率を上げていきます。嫌な兆候だ😰

アルダマは1Qの負債を2Qで完済、16pts FG 6-10 3p 3-6といきなりフルスピードです。




ブリッツはハンドラーを最重要視する反面、他の選手たちへのプレッシャーは甘くなります。もしアルダマ以外にも調子を上げる選手がでてくると破綻する可能性もありますね🥵







しかし!!!!






忘れるなかれ、スリーが好調なのはグリズリーズだけではないのです‼️‼️‼️




レイカーズもキャムやDloによる連続ヒットで応戦しています。なんとハイレベルな戦い!!

◯スリーポイント(前半)
LAL 11-20 (55.0%)
MEM 12-27 (44.4%)

ブリッツしたぶんグリズリーズのほうが試打数を重ねていますが、確率はお互いとんでもない数値ですね🤩






こうして前半は74-51で終了するのですが、スリーが互角だった中でこの差を作れた理由の1つがフリースローでした。


◯フリースロー(前半)
LAL 13-15 (86.7%)
MEM 1-3 (33.3%)

レイカーズは塁さんによるアルダマへのスリーファール以外でシュートファールをしなかったのです。



コレはもちろんADがクリーンなブロックを繰り返してくれたり、レイカーズのペイント守備が固かったのも要因です。

ただ、何より敵があれだけコンタクトの無いスリーを放っていれば、そりゃファールされる機会も減るワケです。





逆にレイカーズはスリーを高確率で沈めつつ、それだけに依存しない攻撃形態を組めていたと言えます。本当にお見事👏





さて、レイカーズは後半も攻撃の好調を維持し、ベインへのブリッツ作戦を成功のまま終戦させることが出来るでしょうか???







【後半】へ続く

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