【スノーボード】FISレース延期、ECがキャンセルに 気持ち新たに次戦へ

チーム・協会
国際スキー・スノーボード連盟(FIS)から、11月のオーストリア・ピッツタールで行われるFISレースは12月に順延、ヨーロッパカップはレースキャンセルの発表がされました。

【FIS official calendar より抜粋】

【FIS official calendar より抜粋】

今回の遠征の目的でもあるFISレース、ヨーロッパカップの参戦は残念ながらなくなってしまいましたが、現在は大会の開催予定だったコースを開放し、トレーニングキャンプを行っています。トップチームからジュニアチームまで各国多数のチームが参加しており、日本チームもキャンプに参加し、技術向上に励んでいます。

雪上練習から約1週間が経ち、佐藤 聖悟(日本体育大学)、櫻井 虹太(早稲田大学)、塚原 悠翔(中京大学)の3名の選手にコメントをもらいました。

佐藤選手『毎日少しずつ滑りが良くなっているのを実感しています。大会はなくなってしまいましたが、コースでのトレーニング時間が増えたことをポジティブに捉え、自分の課題克服に向けて練習に取り組みたいと思います。この時期に最高のコースで練習できる環境に感謝し、1日1日を大切にして今シーズンの目標であるワールドカップ出場に向けて頑張りたいです。』

櫻井選手『ピッツタールには、各国の代表選手達が集まり、トレーニングを行います。トップ選手達の技術を多く吸収し、自身の滑りに落とし込めるように練習していきたいです。今後のシーズンに向けて躍進していけるよう、精進したいと思います。』

塚原選手『今回のピッツタール遠征では、ワールドクラスの選手が多く出場するヨーロッパカップでどこまで戦えるか、自分のなかで一つ指標にしていた大会でした。大会がキャンセルになってしまったことはすごく残念ですが、コーストレーニングは通常通りできるということなので、しっかりと切り替え、日本ではなかなか経験のできないトレーニングを残りの期間も集中して頑張りたいと思います。』

コーストレーニングに励む佐藤選手 【全日本スキー連盟】

それぞれが次への目標を見据えており、各選手の今後の活躍に期待したいと思います。これからも選手の応援よろしくお願いします。





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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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