<重賞レース分析>JBCクラシックは、主要な前哨戦の好走馬が中心!
生産者主導で創設された「ダート競馬の祭典」JBCは、全国の地方競馬場の持ち回りで開催されており、TCKでは今回で9回目の開催となる。JBCクラシックは創設以来JRA所属馬の勝利が続いていたが、2021年に船橋競馬所属のミューチャリーが地方馬初の優勝を飾った。
ここではJBCクラシック10年の結果から、レースの傾向を分析する。
<レース情報>
第23回 JBCクラシック(JpnI)
日程:2023年11月3日(金) 17:00発走
距離:2,000m
第22回優勝馬:テーオーケインズ号 【東京シティ競馬】
■8番人気以下の馬は3着以内なし
【単勝人気順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
■「JRA」所属馬が優勢
【所属別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
■高齢馬は割り引きが必要
【馬齢別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
なお、第18回(平成30年)以降の過去5年に限ると、5歳以下の馬は[5-4-3-26](3着内率31.6%)、6~7歳の馬は[0-1-2-16](3着内率15.8%)、8歳以上の馬は[0-0-0-12](3着内率0.0%)である。若い馬ほど信頼できるレースと見ておきたい。
■大敗直後の馬は不振
【前走の着順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
■「1,800m」「2,000m」のレースを経由してきた馬に注目
【前走の距離別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
■好走馬の大半は前走で上位人気に推されていた馬
【前走の単勝人気順別成績】(過去10年)※「記録なし」は前走が国外の競走だった馬 【東京シティ競馬】
■“日本テレビ盃” 組の扱いに注意
【“同年の日本テレビ盃”における着順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
■“帝王賞” で善戦した馬はそれなりに信頼できる
【“同年の帝王賞”における着順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
TCKホームページではより詳しいデータや過去全年の傾向も公開している。
<伊吹雅也>
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