【KMSKデインズ】ベルギー2部リーグ第10節 SL16戦 試合結果|1-2 敗戦

KMSKデインズ
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【(C) KMSK Deinze】

1部の強豪スタンダール・リエージュのセカンドチームであるSL16とのアウェイ戦。デインズはエースFWレナート・メルテンスが前節の試合中の負傷により出場できず、代わりにモーリタニア代表FWスレイマネ・アンが先発した。一方のSL16は前節までの9試合で1勝8敗で、前節終了後に監督を解任するなど苦しいチーム状況でこの試合に挑んだ。

試合開始からデインズがボールを支配する展開となったが、試合開始10分、トッテナムのアカデミーで育ちスタンダールに移籍したがトップチームで出場機会をあまり獲得できなかったイングランド人FWムンドルがカウンターから切り込み、開始早々先制点を流し込む。デインズもすぐさま反撃し、15分にはコーナーキックの流れからドイツU-21代表FWエミリオ・ケーラーがゴールに押し込むも、オフサイドの判定で得点は取り消された。その後も何度も攻撃を繰り返したが、最終局面でのクオリティを欠き、なかなか決定機を作り出せない。

1-0でハーフタイムを迎えると、デインズのマーク・グロジャン監督は一気にテコ入れを図り、FWスヴェン・ブラーケン、FWファン・ラントショート、攻撃的MFスティーブ・デ・リダーを投入する。明らかに試合のテンポが上がると、早速48分にはコンビネーションから抜け出したMFガエタン・ヘンドリックスがペナルティエリア内で倒されPKを獲得すると、アンがこのPKを右隅に流し込み、デインズが同点に追いつく。

その後も終始主導権を握って攻めるデインズとカウンターを狙うSL16による一進一退の攻防が続く。しかし87分にデインズが中盤でボールロストすると、SL16の先制点を奪ったFWムンドルが左サイドを単独突破してゴール右隅に流し込み、勝ち越し点を奪う。その後もデインズは猛攻を仕掛けたがこのまま1-2でタイムアップ。この試合に勝利すると2位か3位に浮上できるチャンスがあったが、勝ち点を獲得することはできなかった。次節は11月5日午後21時30分(日本時間)、日本代表GK谷晃生選手も所属するFCVデンデルをホームに迎える。

【(C) KMSK Deinze】

先発出場
GK:ナチョ・ミラス
DF:ゴンサロ・アルメナラ、デニス・プリチネンコ、ケネス・シューマンス、クリストフ・ヤンセンス
MF:ガエタン・ヘンドリックス、テオ・キンテロ、ギヨーム・デ・シュライバー
FW:スレイマネ・アン、エミリオ・ケーラー、アレッシオ・スターレンス

ベンチ入り
ウィリアム・ドュトワ、ビクトル・アルバレス、スティーブ・デ・リダー、ファン・ラントショート、ママドゥ・コネ、アイマン・カシミ、スヴェン・ブラーケン

途中出場
46分:スヴェン・ブラーケン(Out:エミリオ・ケーラー)
46分:ファン・ラントショート(Out:ゴンサロ・アルメナラ)
46分:スティーブ・デ・リダー(Out:ギヨーム・デ・シュライバー)
67分:アイマン・カシミ(Out:スレイマネ・アン)
88分:ママドゥ・コネ(Out:デニス・プリチネンコ)

得点
10分:失点
48分:スレイマネ・アン(PK・今季2点目)
87分:失点

【(C) KMSK Deinze】

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著者プロフィール

1926年に設立されたベルギープロリーグ2部所属の歴史あるサッカークラブ。ホームタウンであるデインズ市は約4万5千人の人口を抱え、東フランダース地域にある富裕層が多く住む地域として知られています。2019-20シーズンにベルギープロリーグ2部への昇格を果たし、2021-22シーズンは4位(8クラブ中)でシーズン終了と健闘しました。新スタジアム建設計画を発表するなど、急成長を遂げているクラブです。2022年2月よりACA Football Partnersがオーナーとなり、グローバルレベルでの業務提携も積極的に進めながら、ビジネス及びスポーツ面でのさらなる発展を目指します。

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