【関学ラクロス部男子】準決勝で同大に5-5のドロー 無念の同点負け 関西学院大学 KGスポーツ 2023年10月30日 14:45 チーム・協会 2023年10月22日(日)第33回関西学生ラクロスリーグ戦ファイナル3【準決勝】対同大於・たけびしスタジアム京都スコア:5-5 【関学スポーツ編集部】 あっけない敗北だった。準決勝を同点で終え、規約負けとなった藤田括主将(経4)率いるラクロス部男子。涙を流しながらフィールドに佇んだ。これまで藤田が悩み抱えた弱さをチームは克服できず。それでも「後悔はしていない」。日本一の夢は後輩たちへと託された。 運命の日 「運命」の日が訪れてしまった。迎えたファイナル3準決勝。激戦を繰り広げるも、結果は5―5。規約により、リーグ戦にて5―6で勝利した同大に軍配が上がった。「本当に悔しい」。涙を流しながら、観客席の仲間と応援団たちに語った藤田。今年も関西王者、そして日本一にはなれなかった。 【関学スポーツ編集部】 藤田の先制点で試合が開始。しかし、直後に相手に得点を奪われ、振り出しに戻った。第2クオーター(Q)では、1点も獲得できず。2―3と相手にリードを許し、後半へと進む。第3Qでは相手へのアジャストに成功し、連続得点と無失点で逆転。だが、試合終了まで残り2分、同大のシュートが決まり同点に。何とか得点しようと攻撃陣が果敢に挑むも、チャンスを生かせず戦いが終了。「あっけない試合だった」と語り、藤田男ラクは夢半ばで終わった。 夢を託す 来年度の主将は中杉(社3)が担う。「これからも自分たちが求めてきた想いを受け継いで、今度こそ日本一をつかんでほしい」。きっと彼らが関学に勝利を運んでくれる。後輩たちに夢を託し、ユニフォームを脱いだ。 【関学スポーツ編集部】 「ほんまにしんどかった」。130名もの部員を率いた藤田。主将として部員たちに常に求めてきたことは、強さではなく感謝だった。しかし、大所帯のチームで自身の想いはうまく届かない。そんな中、喫したリーグ戦2敗。「人としての未熟さが敗北につながった」。何とか1ミリでも勝ちに近づこうと尽力するも、力及ばず。それでも「後悔はない」。全力で駆け抜けた日々を懐かしげに振り返った。 【関学スポーツ編集部】 記事・写真:梶原 京(関学スポーツ編集部/法学部2年) 前へ 1 次へ 1/1ページ