【関学ラクロス部男子】準決勝で同大に5-5のドロー 無念の同点負け

関西学院大学 KGスポーツ
チーム・協会
2023年10月22日(日)
第33回関西学生ラクロスリーグ戦ファイナル3
【準決勝】
対同大
於・たけびしスタジアム京都
スコア:5-5

【関学スポーツ編集部】

 あっけない敗北だった。準決勝を同点で終え、規約負けとなった藤田括主将(経4)率いるラクロス部男子。涙を流しながらフィールドに佇んだ。これまで藤田が悩み抱えた弱さをチームは克服できず。それでも「後悔はしていない」。日本一の夢は後輩たちへと託された。

運命の日

 「運命」の日が訪れてしまった。迎えたファイナル3準決勝。激戦を繰り広げるも、結果は5―5。規約により、リーグ戦にて5―6で勝利した同大に軍配が上がった。「本当に悔しい」。涙を流しながら、観客席の仲間と応援団たちに語った藤田。今年も関西王者、そして日本一にはなれなかった。

【関学スポーツ編集部】

 藤田の先制点で試合が開始。しかし、直後に相手に得点を奪われ、振り出しに戻った。第2クオーター(Q)では、1点も獲得できず。2―3と相手にリードを許し、後半へと進む。第3Qでは相手へのアジャストに成功し、連続得点と無失点で逆転。だが、試合終了まで残り2分、同大のシュートが決まり同点に。何とか得点しようと攻撃陣が果敢に挑むも、チャンスを生かせず戦いが終了。「あっけない試合だった」と語り、藤田男ラクは夢半ばで終わった。

夢を託す

 来年度の主将は中杉(社3)が担う。「これからも自分たちが求めてきた想いを受け継いで、今度こそ日本一をつかんでほしい」。きっと彼らが関学に勝利を運んでくれる。後輩たちに夢を託し、ユニフォームを脱いだ。

【関学スポーツ編集部】

 「ほんまにしんどかった」。130名もの部員を率いた藤田。主将として部員たちに常に求めてきたことは、強さではなく感謝だった。しかし、大所帯のチームで自身の想いはうまく届かない。そんな中、喫したリーグ戦2敗。「人としての未熟さが敗北につながった」。何とか1ミリでも勝ちに近づこうと尽力するも、力及ばず。それでも「後悔はない」。全力で駆け抜けた日々を懐かしげに振り返った。

【関学スポーツ編集部】

記事・写真:梶原 京(関学スポーツ編集部/法学部2年)
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著者プロフィール

―“Mastery for Service”と“Noble Stubbornness”― 競技スポーツ活動は、自分のためにあるのではなく、チームのため、大学のため、社会のために貢献することに繋がっていきます。本学ではスポーツを通して、スクールモットーである“Mastery for Service”を体現する世界市民育成を目指しています。誇り高く、粘り強く、学生がスポーツと勉学に品位をもって取り組む姿(体育会のモットーである“Noble Stubbornness”)を応援してください。

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