【日本プロシニア住商サミット杯】歴代王者の68歳・室田淳が今季3度目のエージシュートで決勝ラウンドへ
<第2ラウンド>
【©PGA】
先週開催された出場資格68歳以上の「日本プロゴルフゴールドシニア選手権」でも、初日「67」、最終日「68」と2日連続のエージシュート。トータル9アンダーで勝利を挙げている。
「プロアマではもう5回くらいエージシュートをやっているよ。何回やっても嬉しい。この年になれば分かるよ!」と満面の笑みを浮かべた。
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その一方で、パッティングは思うようにいっていないようだ。「パターが悪いのよ。先週も短いパットを外していたし、今週も3パットを何回もやっている。今日の9番(パー5)でも2オンしているのに3パットだったからね」。
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パッティングには不安を抱えているものの、「サミットゴルフクラブ」に会場を移した本大会との相性は抜群だ。2013年、14年は2年連続でプレーオフに進出し、2015年大会は初日からの首位を守って“3度目の正直”で完全優勝を飾った。2016年は7位タイ、2018年は5位タイ。昨年の2022年大会では、最終日最終組でプレーして単独5位でフィニッシュしている。今回は、予選ラウンドを終えて首位に2打差の2位。シニアツアー通算21勝目を十分に狙えるポジションだ。
「決勝ラウンドに向けての目標? なし! 無事にスムーズに回り切ることだけです」と室田はいう。現在のシニアツアー最年長優勝記録は、髙橋勝成が持つ67歳71日。68歳の室田が優勝すれば、この記録を塗り替えることになる。決勝ラウンドは、鉄人・室田のプレーに注目が集まる。
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