「もっと下級生を支えられるように」中部大学第一#8外山颯紀選手
慣れない布陣とあって、序盤の中部大学第一は重い展開を強いられました。なかなか最初の得点が奪えず、その間、北陸が#13平澤友真選手の2本の3ポイントシュートで6-0と先制。その後も北陸が先行し、中部大学第一が追い掛ける展開となります。中部大学第一は開始4分、#6西村謙槙選手のジャンプシュートで初得点を挙げると、その後は#15トゥレ サリウ選手の得点などで反撃し、試合は長く接戦が続きました。
北陸はこの日、平澤選手のシュートが大当たり。3ポイント8本を含む30得点を挙げ、チームを勝利に導きました。対する中部大学第一は、外からは西村選手、中からはサリウ選手、加えて外山選手がドライブで相手をかき回し、満遍なく得点を重ねたものの、リーグ初勝利にはあと1歩届きませんでした。
試合後、「最後のプレーで、コーチの指示通りのバスケットができず、自分のせいでチームを負けさせてしまいました。試合を通してターンオーバーなどのミスも多かったと思います」と悔やんだのは外山選手です。40分間のフル出場で15得点、4アシストの活躍を見せたものの、3年生としてチームを勝利に導けなければ悔しさがにじみます。
今年の中部大学第一が躍進するためには、生きのいい下級生たちのさらなる成長が不可欠となりますが、それを支える3年生たちの働きも見逃せません。「U18日清食品トップリーグ」を通して上級生と下級生の歯車がかみ合えば、大きな力が生まれるはず。ポテンシャルを秘めた中部大学第一に、これからも注目したいところです。
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