【大学ゴルフ】パンパシフィック大学ゴルフスーパーリーグ 男子が優勝、個人もトップ2を占める
男子個人では杉浦悠太(国際関係学部4年/福井工大附属)が3ラウンドのトータルスコア198で個人優勝、2位には隅内雅人(国際関係学部1年/水戸啓明)が入った。
※男子 7,063 Y 女子 6,337 Y(男女共にパー72)
優勝した日本大学ゴルフ部男子 左から出利葉、高橋、杉浦、隅内、岩井 【日本大学】
日本大学ゴルフ部男子からは前週に国内男子下部のABEMAツアー、ダンロップフェニックストーナメントチャレンジでアマチュア史上8人目となる優勝を挙げた主将・杉浦悠太(国際関係学部4年/福井工大附属)、同大会1打差の2位に入った隅内雅人(国際関係学部1年/水戸啓明)、インカレ最優秀選手の出利葉太一郎(国際関係学部4年/沖学園)、北海道が地元の高橋遼羽(国際関係学部3年/札幌光星)、岩井光太(国際関係学部1年/埼玉栄)の5名でエントリー。
初日は出利葉がアメリカ・サンノゼ州立大のC・コーパス選手と並んでトップタイとなるスコア65でチームを牽引、それに2打差で3位Tとなった杉浦らが続き、初日のチームトータルスコアを268とし2位に10打差をつけ、首位で好スタートを切った。
3日目1番 ティーショットを放つ出利葉太一郎 初日はトップタイの7アンダーでチームをけん引、好スタートを切った 【日本大学】
3日目18番 ティーショットを放つ隅内雅人 2日目は8アンダーで個人トップに 【日本大学】
この日は風が強く、安定したティーショットが求められる中、ハーフを終え杉浦の4アンダーの活躍もあり、この時点で4打差をつけ団体優勝を大きく手繰り寄せる。個人では隅内がハーフを終え3アンダー。個人優勝争いも杉浦、隅内が一打差で折り返し一騎打ちの後半へ。
3日目9番グリーンでパターをする杉浦悠太 【日本大学】
個人優勝の杉浦悠太 主将としてチームをけん引、団体優勝を決め、個人でも2位の隅内と共に上位2位を占めた 【日本大学】
初日と2日目を7位につけ、巻き返しを狙ったが最終日は風に苦しみスコアを伸ばせず8位で大会を終えた。
男女出場選手の集合写真 【日本大学】
国内の大学生にとって国際交流のまたとない機会となった大会
海外勢はアメリカからサンノゼ州立大学、ハワイ・パシフィック大学、ウエスタン・カロライナ大学の3校、タイのチュラロンコン大学、中国の深圳大学、韓国の各大学に所属する選手による韓国合同チームの6チームが参加。
慣れない環境の中、女子では初日8位だったウエスタン・カロライナ大学が追い上げ、最終日には4位まで順位を押し上げた他、女子個人でもトップ10に韓国合同チームから2選手が入った。男子でも初日にサンノゼ州立大学のC・コーパス選手がトップタイにつけるなど競技力の高さを見せた。
カートに乗って選手同士で談笑する木村彩夏 選手らがかわりがわりカートを運転しコースを回った 【日本大学】
初日は互いになれない環境のせいか、上手くコミュニケーションが取れてない印象があったが、二日目になると積極的に話しかける姿が見られた。カメラを向けられた海外選手が手を振ると、国内組もつられて笑顔で手を振り返すなど和やかな雰囲気に。最終日に至ってはホールアウト時のスキンシップや、試合後写真を撮り合うなど打ち解けあう姿が見られた。異なる国々からの大学チームが一堂に会し、ゴルフの腕前を競い合う姿は、国際的な友情とスポーツの魅力を体現するものだった。
3日目1番 ティーグランドでK・スタイルス(サンノゼ州立大学)と話す出利葉 多くの選手が海外選手に積極的にコミュニケーションをとる姿が見られた 【日本大学】
この大会が世界への登龍門となっていくことだろう。
3日目18番グリーン横でホールアウト後の選手を拍手で迎える和田監督 一般社団法人全日本大学ゴルフスーパーリーグの代表理事も務めている 【日本大学】
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