【BOATRACE】磯部誠は正月に乗って苦戦のモーターで整備急ぐ G1トコタンキング決定戦

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 ボートレースとこなめの「開設70周年記念競走 G1トコタンキング決定戦」(優勝賞金1100万円)は8月31日、熱戦の火蓋(ひぶた)が切られる。前検日の30日は、モーター及びボートの抽選とスタート特訓やタイム測定が行われた。

 とこなめのモーターをおさらいしておくと、昨年の12月9日に使用開始され、8カ月以上が経過。時期によっていいモーターは存在したが、確固たるエース機は不在な状況だ。そんな中、かつてのメーカー機で復調してきたのが2連対率41.3%の20号機。今節は松田祐季(福井支部37歳)【写真下】が引き当てた。松田は「何もせずにいきました。乗り心地は少し良くないけれど、足併せした感じでは少し伸びていったし、足はぼちぼちですね」と及第点を与えていた。初日は11Rの3枠で登場する。

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<常滑 初日 12R 1stドリーム>
1枠 磯部  誠 (愛知支部)
2枠 濱野谷憲吾 (東京支部)
3枠 馬場 貴也 (滋賀支部)
4枠 深谷 知博 (静岡支部)
5枠 岡崎 恭裕 (福岡支部)
6枠 茅原 悠紀 (岡山支部)

 初日のメインレースは12Rの「1stドリーム」。絶好枠に指名されたのは6月徳山グランドチャンピオンでSG覇者となった磯部誠(愛知支部32歳)【冒頭の写真】。しかし「このエンジンは(正月に続いて)2回目です」と苦笑い。「その時に『このエンジンは育たないです』とコメントをしたと思うのですが、それを引いてしまいましたね」とジョークを交えて笑いを誘った。ちなみにその節の磯部の着順は1・6・1・3・4・1・2・2・2・5・1・2と準優5着で最終日は特別選抜B戦回りだった。気になる今節前検の感触は「ターン回りや行き足は悪くないけれど、伸びで半分ぐらい下がるし、足は劣勢。部品交換を考えます」と整備室で忙しそうに作業をしていた。立て直してドリーム戦に間に合わせたい。

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 直前のメモリアル(福岡)でSG4冠を飾り、今年の獲得賞金も1億円を突破してトップをひた走るのが馬場貴也(滋賀支部39歳)【写真上】。「メモリアルは心臓に悪かったです。それだけに、勝ててホッとしています」と吐露。「常滑は好きな水面なので頑張りたいです」とリップサービスをした。手にしたモーターは2連対率31.2%の16号機。「行き足部分は回転が上がっていなかったけれど、伸び切れば一緒でした」と悲観はしていない。

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